戯れ言。

最近、いろんなイベントに出演したり、主催したりしてる。 まあ単純にうれしいなって気持ちはある。 29歳。20代最後の年。 特に感慨があるわけでもないけど、自分はなにか残せているのだろうかと思うことはある。 特に最近になってモノ作りを盛んにやっていたり、趣味や仕事をさらに拡張してる。知識も分野も広げていろんなことにチャレンジしたいとまだまだ思う。 このチャレンジってのは一人でできることもあるし複数人居ないとできないこともあるけど、僕がやってるモノ作りはデザインが多いから基本は一人で黙々とやる。



今日、約束してた飲み会に行けなかったのね。理由は来週の物販のためのグッズ制作が追いついてなかったからなのだけど。 約束したことを、たとえやらなきゃいけないことがあったとしても断るというのは心苦しい。 でも人と会うことは続けたい。 でもモノ作りしたいし、パーティにも行きたい。

って、贅沢すぎんのかな？w

思えば２０代前半はすっごい人と会ってた。 １日に２回とか３回とか平気で会ってたし、毎日終電までバーに入り浸ってたりしてた。 それがライブペイントするようになり、DJするようになり、さらにデザインでお金を貰うようになって、タイマンで誰かと会うって機会がすごい減った。 単純に予定が多くなったからなのだけど、たまに思うのよね。 これでいいのかな？って。

結局、タイマンで会うってその人のために時間を使ってるし、相手も自分に時間を使ってくれてる。対等な関係で話できてるし、知ることも多い。 でもイベントであったり、誘ってきてもらったりして話すってのはまた別。 結局は「きてくれてありがとう！」になってしまうし、役割もあるからなかなか長い話もできない。

そうなると人間関係がだんだん希薄になっていきやしないかと思う。 そこでまた考える。一人で居ることが普通で、理解者が少ないのも普通。 想いは一方通行。 自分が思ってるようには相手は思ってくれない。 だから、自分と他人はどうしようもない超えられない壁があるんだって。

そう思うことが多い最近なのだけど、以前はまったく違ってた。 人と沢山会うことを繰り返していた時は、つながりを強く意識できた。

この違いは一体なんなんだろうか。


進歩なのか退化なのか。 麻痺してるのか正常なのか。

やりがい、と一言でいえば以前の方が断然楽しい気がしてたし、面白い気がしてた。 やっていった先に見えるものもあったし、それが目標でもあった。

ところが今はどうだ。先も見えない、理想も見えない。今やっている事が正しいかもわからない。 完全に自分一人で作り上げている状態。 自分のデザインというものがどこまで通用するか。 絵がうまい人が星の数程居る中、自分なんかが通用するのか。 おとなしく別のことに集中した方がいいのか。

・・・結局やってみないとわからないのよね。 来年で３０歳。起業するのには30代が限度だと言われてる。（頭の固さがって話だから無理ではないらしいけど）

いろんなことにチャレンジし続けるのがいいことなのか、一つの事に集中するのがいいことなのか。 悩むくらいなら動けってか。そうだなー。

まずは、時間が足りなさすぎて死ぬってくらいまではやってみよう。 悔いを残したくはない。