トライバルデザイナーGAIのブログ

トライバルデザイナーGAIのイラストブログ。

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絵を仕事にするということ

自分は絵が好きだ。

イラストを描くのってすごい楽しい。 努力のたまものだと思うし、練習の成果だと思う。

しかし、絵が好きで絵がうまいことが直接お金になるかどうかは全く別の話。

自分の絵を売る、もしくはそれを使った商売ってのはどうしていけばいいのか。 そのへんについて僕が考えたことを書いていく。




1,画家として 一番シンプルな形だと思う。 絵を描いて、それを売る。もちろん原画なのでCGではダメ。 物としては油絵が一番多い。 難しいのが「どうやって売るか」の部分。 わかりやすいのは画廊を使ったり、展示会を使うこと。 そこで気に入ってもらえれば買ってもらえるし、サイズ次第ではあるにしろ10万円単位のお金が入ることもザラにある。 ただコンスタントに売れることはほとんどないため、かなりバクチ要素がある。 絵を売るツテがすでにある人、画廊を持っている人、人の目に触れる機会をたくさん持っている人はいいかもしれない。

以前にちょっと高級なレストランに行ったときに絵が飾ってあった。 サイズは確かA3くらいだったと思う。 値段は25万円ほど。 見たところはまあ普通の絵。有名なんだろうか。 絵の価値ってのは平均化できない。 そこにブランドがあったり、プロモートのされかたで決まったり。 価値があると判断する人が言えば価値があるし、こんなもの、という人が多ければ大した価値はない。

つまり、自分の絵の評価者を探すことがまず第一歩だと思う。 そこから2人3人と評価者が増えていくようなら、自分の絵にはそれだけの価値があるということだろう。 (反面、微妙な顔をする人やリアクションが薄い人ばかりなら何かを変えなければいけないかもしれない)

響きはかっこいいが、画家というのはギャンブル性の高い仕事なのだ。



2,雇用として 逆に安定して絵を描き続けたいという人は雇われるという手段がある。 イラストを描く業態はわりとたくさんある。 DTPや背景絵師、キャラクター、アニメーターなど。 ただ、絵を描く技術というのは基本的に軽視されている。 音楽と一緒で、それができるという魅力に取りつかれる人があまりに多いため努力が評価されづらい。 アニメーターは死ぬほど大変だが死ぬほど給料が安いなんて話はよく聞く話だと思う。

WEBデザイナーなんかも引く手が多い業種だろう。 これは厳密には絵を描いてるわけではないけども。

雇用としてやる場合は、自分の好きな絵はまず描けない。 単純に絵を描くという作業が好きな人はいいかもしれないが、疲れてやめる人はけっこう見る。

絵が好きだからという理由だけで雇われに入るのはなかなか度胸がいる行為だと思う。

デザイナーとしての技術を磨きたい!とか世間で必要とされている商業デザインはどんなの?とかそういうのを学ぶ場所としてはいいと思う。 雇われ全般に言えることだけども、入るんだったらその分野をマスターするつもりで、個人事務所とかに入った方がいい。 その方が全般的に身に付くし、営業そのものみたいな部分もできる。

単純に自分の絵が描きたいって人は普通の仕事について、定時で帰って自分の活動をした方がいいかと。



3,フリーとして 一番なにやっていいかわからないのがこれ。 一般的には、デザインの仕事を振ってくれる仲介が複数いて、そこからの依頼でお金をもらう。

もしくは、自分で営業をしたりコンペに応募したりしてお金を得る。

デザインの種類にもよるけども、自分のグッズを作って販売したりする人も。


フリーのデザイナーになりたいって人は多くいるけども、かなり大変。 自分でお金を稼ぐって経験がない人が急に飛び込むと痛い目見たりする。 少なくともある程度暮らせるようになるくらい収入を得てからやるべきだと思う。 最初に稼げちゃうと調子にのったりするけど、そのあと絶対落ちてくる。 そこを乗り切れるかどうか。









絵を描くってくくりでまとめるとものすごい幅広い。 パフォーマーだっているし、デジタルの絵を売る人だっている。 オークションで売ったり。

ただ、どれにも共通することだけども基本的には絵描きの評価は低い。実際に味わうとけっこうきついのねこれ。

そこで売れる絵を描き始めてしまうか、自分の描きたいものを描き続けるかでもわかれる。

絵は、絵柄も技術も大事だけども基本的には発想力だと思ってる。 イメージ力みたいな。

頭の中にいろんな世界を作り上げて、いろんなキャラクターが住んでいる。 建物もいろんな種類があって。


そういう極端に強いイメージ力を養っていくことが、アーティストにとって大事なことなのかなと思う。 人まねだけじゃ惹きつけられる絵は描けない。 自分の持つセンスと経験とイメージを混ぜ合わせて表に出す。


絵の醍醐味は自分の世界を他人に見せられること。 楽しもう。 自分の世界を楽しもう。