GAIさんのトライバルブログ

無駄なことを無断に追い求める無駄。

トライバルデザイナーGAIのブログ
無駄無駄無駄。

【初級編】トライバルの描き方





どうも、トライバルデザイナーのGAIです。

最近ホラー漫画を読んで深夜に起きているのが怖くなったので早めに寝るようになりました。
早寝遅起き。



さて、今回は「トライバルの描き方」です。
満を持して、と言ってもそんな大したことはありません。
GAIさんのトライバルの描き方が正当で正解なものというわけではなく、あくまでこんな描き方でやってきたけど参考になるならどうぞ☆って感じのものです。

前置きしてもしょうがないので、いきましょう。



①見つける
トライバルなデザインは非常に多くの種類があります。
昔ながらの伝統的なデザインはもとより、その人独自のトライバルを描いている人もたくさんいます。
なのでまずは見つけましょう。自分がかっこいいと思う、目指すべきトライバルを。


②真似する
見つけました?別に一生涯目指す目的を見つけろってわけじゃないですよ。
あくまで現段階において、かっこいいなってものを見つければよいです。

え?自分はオリジナルのトライバルが描きたい?他人のなんかどうでもいい?


人物画が描けないのにオリキャラを描こうとしている中学二年生ですかね?
まあそれはいいでしょう。自分が見つけた目指すべきトライバル。
それを真似して実際に描いてみましょう。すべてはそこからです。

道具は何でもよいです。鉛筆でもいいですし、マジックでも。アナログでもデジタルでも大丈夫。
先ずは描く。



③考える
さあ第三フェーズ。ここは少し頭を使いましょう。
難しければ②を何度かやってもかまいません。

では、はじめましょう。

まず、トライバルアートをじっくりと見てみましょう。
かっこいいと思うものでも、シンプルなものでもOK。とにかくじっと見つめます。

それを、全体の絵としてではなく、パーツごとに見ます。
実際に真似して描いたあなたなら、一つ一つがどんなパーツかなんとなくわかると思います。

炎のような形、幾何学模様、三角形や点、直線、曲線、顔のような模様、いろいろ発見できるでしょう。

どんなパーツがあるかわかったら、今度はそのパーツを1つ使ってトライバルを描いてみましょう。
モチーフはあってもなくてもかまいません。オリジナルが描けるならもう描いてもOK。描けなければまだ真似して描きましょう。


描けましたか?では今度は2つ使ってみましょう。


なんどかそうやって描いていくと、徐々に慣れてきます。
そして、かっこいいと自分で思えるトライバルを1枚描いてみてください。
かっこいいトライバルから得たパーツを使うのですから、かっこよくなりますよね?


④見比べる
ええ、言いたいことはわかります。
自分の描いたトライバルに絶望感を抱いている人が8割くらいいると思います。
あと1割は才能があり、残りの1割は下手なことに気づいていません。

さあ、ここが本番。一体何故こんなに違うのだろうか。
かっこいいトライバルもテキトーに模様を並べただけに見えるのに。
自分が並べた模様はなんというかダサイ。

一体何故?

何故かに気付けた人は、それをやってみましょう。わからない人は次へ。



⑤描いて、見せる。
あとやることはこの繰り返し。まず描く。そして見せる。実際に感想をもらうとさらに良いです。
最近はSNSなんていう不特定多数に見てもらえる環境が整ってますから、いろんな人に見てもらいましょう。
そして、感想を求めましょう。
投稿する記事に一言添えるだけです。「上手くなりたいので意見をください」って。

この一言が発信できるかできないかで成長が大きく変わります。
上手くなりたいならば、自分が下手クソだと認めることです。


何を描いていいかわからなくなった?それなら再度、真似っ子に戻るのもありです。
友達からモチーフをきいてもいいでしょう。
動物図鑑なんかはモチーフの宝庫ですね。

とにかく何枚も何十枚も描いて、見てもらうことです。
そして意見を貰い、参考にし、考えて、描く。その繰り返し。







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どうだったでしょうか?
トライバルは抽象画に近いので、明確な描き方というものはあまり存在しません。
パーツごとの描き方とか、方向性なんかは多少あると思いますが、基本的には自分独自のものになるでしょう。

だからこそ、近道はありません。
何度も何度も描いて描いて描いて。
何百枚と描いた後、それは自分独自のトライバルになっていることでしょう。


きっと誰かがあなたのトライバルを求めているハズ。
諦めず描きつづけましょうね。



それでは。



トライバルデザイナーGAI
twitter : @kamibukuro18