トライバルデザイナー / 細密画家 GAIのブログ

トライバルデザイナー/細密画家 GAIのブログ。

トライバルデザイナーGAIのブログ

アイデアメモ「四角を育成するゲーム」

タイトル「シカクソダテ」

シンプルなGUI
たまごっちのような。

小さい四角に対して餌(数式)を与えて育てる。
餌の種類は数字とか公式などで変化の度合い、方向性が変わる。

決まった数式テンプレ餌もあるし、オリジナル数式をつくって与えることもできる。

ある程度餌を与えると進化する。
与えた数式によって体が変化(数式を実際に使うことによってランダムな変化がおこる)
変化した四角は図鑑にそのまま登録される。
ランダム変化なので図鑑の種類は無限に増える。
登録する時に名前を自分でつけることができる。
図鑑に記載される内容は「与えた餌」と「変化時期」と「姿」
図鑑はネットワーク連携され、他の人が作った四角も見れる。
ある程度ランダムな期間が経過すると四角は崩壊し、あたらしい四角が誕生する。
あたらしい四角は以前の四角の特徴を多少反映している。(反映していない四角を育てることも可能)

四角を育てる部屋は3つある。

四角は部屋の中を動き回り、なんかプニプニしたりする。


●探索モード
四角は探索することで新しい餌(数式)を発見することができる。
オリジナルで餌を作る時は、探索モードで素材を集めなければならない。

探索では育てている四角を操作して敵を倒す操作モードと
一定時間放置で拾ってくる放置モードがある。
放置モードでしか手に入らない素材もあったりする。

●他機能
たまに他の四角が遊びにくる。
遊びにきた四角はおみやげで素材をもってきてくれたりする。




オシャレなトライバルニワトリ描きました。

どうも、トライバルデザイナーのGAIです。

ニワトリが好きすぎていろいろと考えていた結果
「やばい、超オシャレなニワトリ描きたい。具体的にはピンヒールブーツ履いたニワトリが描きたい」
となり、描き始めたのがきっかけです。

ニワトリはもういるだけでかっこいいしかわいいのですが、
やはりおしゃれしたいですよね。

ブーツ履くだけでもよかったんですが、羽を柄にしてみたり、しっぽをなんかこう、トライバルっぽいもちゃもちゃしたものに変えてみたりしました。

顔はキリっと。

うーん、かっこいい。
このままCDのジャケットとかにしたい。

次はどんなニワトリを描こうかな。

劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明- を観た感想

悲しみと絶望に胸が苦しくなったにも関わらず、
どこにも悪意が存在しない事実に
なんともいえない気持ち悪さがあった。


まる。




総じて、ボンドルドさんまじボンドルド。





漫画も読んでいたし、展開はわかっていたのだが。
ここまで胸が締め付けられるものなのか、という驚愕。
何?ボンドルドさんクソ鬼畜。

あ、どうも、トライバルデザイナーのGAIです。(今更)
安定のナナチかわいいから始まります。
マルルクの日常もとってもよかったです。
マルルクちゃんまじてんし。
いや、男の子ですけど()


アビスの中はもちろん危険と隣り合わせなので、しょっぱなから命の危機に陥ったりしていましたが、なんというか、「冒険の魅力」みたいな雰囲気がありました。
リコとレグとナナチは、この3人でアビスの中を探窟するのが心底楽しいのだな、という感覚すら見て取れました。

祈手(アンブラハンズ)が現れるまでは。

どうでもいいですが、このルビ、超かっこいいですよね。
ボンドルドの武装もかっこよすぎる。
中二病か!ってくらいかっこいい。もはやずるい。

枢機へ還す光(スパラグモス)
明星へ登る(ギャングウェイ)
月に触れる(ファーカレス)
とかもうね。
言葉だけで強い。

しかしカートリッジ。お前はダメだ()頼むから・・・救いはどこにあるのか・・・・


プルシュカはとってもかわいい。
メイニャも超かわいい。飼いたい。
ただ、その生涯を知ると、もう途端に辛い。
とにかく辛い。

ボンドルドさんがオーゼンに「筋金入りのろくでなし」って言われるのもわかる。

わかるのだが・・・・

そしてボンドルドさんの行動原理はすべてにおいて「未来」のみという圧倒的な倫理観。
そのせいで「未来」のためならたとえ何であろうとも犠牲にできる。
もちろん自分でさえも。

なんだろう、腐れ外道だしどうしようもないほどクズだし命をなんとも思っていない節もあるのだけど、「悪人」ではないというのがなんともいえない魅力。

現代風に言うと「サイコパス」なのだろうか。
自分の価値観がすべて。それ以外は関係ないといわんばかり。

まあ、本人ですら精神隷属機で複製されちゃって、本質のみが動いてるだけなので、
もし生きていたらもうちょっとマシだったのかもしれませんが()


とてもいい、すばらしいですよ、ナナチ。と言いたくなるくらいのガツン!とくる映画でした、

愛が好きな人は是非見てみてくださいね。愛、愛ですよナナチ。

廃墟の町

ーーーああ、いつだって、君はそこにいたのに。
僕はいつも、何の考えも無しに失ってばかりだ。
だから、僕はまた廃墟と共にいるのに。

鬱蒼と茂った森の奥。
道なき道をかき分けて二時間ほど歩くと、唐突に町が現れる。

ーーーいや、町だった場所と言った方が正確か。
ほんの五百年ほど前までこの場所は「町」だった。
今となっては見る影もない。
本当に町だったのかどうかすら、今となっては嘘だったのではとも思えてくる。

噴水の跡を眺め、複雑にからみついた蔦をなんとなしに引っ張りながら、今にも壊れそうなベンチに腰掛ける。
腰掛けた瞬間、ギシ、と嫌な音を出したが、五百年前と同様に僕の体重を支えてくれた。
ベンチとしての役割はまだ忘れていないようだ。

大きく深呼吸する。
このあたりはまだ空気が綺麗な方だ。
森の外は冗談でもいい空気なんて言えない。
この森もいつまで無事でいられるものやら。
まあもってーーーあと千年くらいか。


ああ本当に嫌になる。
時間が流れるのが遅い。
不死になんてなるものじゃないなと、八千年ばかり生きてようやく思う。
死に方がわからないなんて、とんだ欠陥品。
不老不死にあこがれて、なってみたはいいものの、このどうしようもない虚無感は如何ともしがたい。
世界のどこかにはもう一人くらいいるのだろうか。
もしいないのであれば、僕は一生一人きりなのだろうか。

いや、死なないのだから「一生」という表現はおかしい気もする。
そんなくだらないことでクスリと一人笑う。

こんなくだらないことすら、言ってくれる人間はもういないのだ。
もしかしたら、世界のどこかには。

そんな期待をしつつ、いたとしてもまともな人間じゃあるまい、と達観する。

本当に、不死になんてなるものじゃないな。


五百年ぶりに人を載せたベンチに別れを告げ、町の中心へと足を進める。
もともとは石造りの家が立ち並び、果物を押し付けてくる商売人や昼間っから飲んだくれてる酔っ払いがいたものだが、当然今となっては人っ子一人いない。
かろうじて、『そこに何かあった』形跡が見て取れるのみだ。
風化が激しく、さらに問答無用で植物がすべての建造物を飲み込み、破壊しつくしてしまった。
森に比べたら開けているし高い木が生えているわけでもないが、単純にひどく寂しい気持ちになる。

植物の茎を折りながら、石畳の上をゆっくりと踏みしめて歩く。
風はなく、キン、と耳の奥に響いてくるほどの静寂。
その静けさを自分の足が奏でる足音が破壊していく。


しばらく歩くと、ある場所だけ綺麗に整えられた空間が見えてくる。
蔦もなく、他の場所とは比べ物にならないほどに清掃されたその場所。


僕は、ただいま、と一言つぶやく。


一年前に言ったように。
二年前に言ったように。
五百年前に言ったように。


ざざ、と少しだけ風が吹き、木がざわめく。
一年ぶりの訪問を歓迎してくれているのか。
それとも、一年も放っていくなんて、と罵倒されているのだろうか。

僕が愛したあの人が眠る場所で。
時間は、残酷だ。

僕にとってこんなにもゆっくりなのに、
周りはあっという間に変わっていってしまう。

ほんの、ほんの少しの間のつもりだったのに。

僕も同じ時間の流れを生きてきたはずなのに。


まるで、一度見た町が、次に見る時には廃墟になってしまうのが当然だとも思えてくる。


今までいくつの町を訪れただろう。

いくつの町が廃墟になっただろう。

何人の人を愛しただろう。

何人の墓を建てただろう。


いつまでもいつまでもこの後悔は続く。

町は朽ちても愛は朽ちず。
そんな洒落た言葉も、今となっては古めかしい。


ざざ、とまた木々がざわめく。
もう帰れ、ということなのだろうか。
僕に帰る場所など無いというのに、残酷な彼女だ。

僕は次の町に行くことにする。
廃墟になってしまった次の町へ。

未だ朽ちていない、愛を辿るために。



『不死者ザメルの独白』

滅びた文明の古代都市遺跡を描きました。

細密画ペン画都市

滅びた文明の古代都市遺跡を描きました。

 

どうも、トライバルデザイナー兼細密画家のGAIです。

古代都市っていいですよね。

なんというか、中二病感がありますよね。

 

というわけで細密画・ペン画で古代都市を描きました。

サイズはA4で、かかった時間は忘れました()

 

いつも訊かれるのだけど、かかった時間ってみんな覚えてるの・・・?

なんとなく描き始めて、いつのまにか終わってるから時間とか見てないよ!!

でもたぶん20時間~30時間くらい。(幅10時間)

 

こういう古代都市の魅力って、やっぱり荘厳な感じとボロボロな感じが同居してるところだよね。

木とか巻き付いちゃって、いかにも崩れそうだけど、そこがまた見惚れるポイント。

ここに住んでた人の生活とか想像しちゃうし、なんなら魔法とか絶対使ってたよね。

偉大なる教祖様とかいたし、それに反発するクーデター組織とか絶対あった。

魔法が使える人間が一番偉いのだ!いやいや、人間はみな人間で上下などない!みたいな。

 

しかしそんないざこざなんて知ったこっちゃないとばかりに自然災害で壊滅。

ああ無常。

 

 

そんなストーリーなんかも想像しちゃうね。

 

GAIの世界観をもっと広げていきたい。

 

 

細密画とは

どうも、トライバルデザイナーのGAIです。

わりかし細密画を描くことも多いのですが、そもそも細密画を描くとはどういうことなのか。
細密画は読んで字のごとく「細かい絵」です。

主に細いペンで描くため、広い面積を塗るというよりも、描き続けて埋める、という感じになる。
ごまかしがきかない。

ジャンルとして「細かい」という説明しかないため、逆に言えば細かくなければ細密画ではない。

広い面積を塗ったり、ごまかすようにエッチングをしまくっても良くない。
ある意味狂気の沙汰だ。

短時間で描くことは画法として非常に難しい。
センスが介入するのは当然だが、完成までの道のりが物理的に長い。

単純に色を重ねて表現するだけならば短時間でできるのかもしれない。
別にそれが簡単だというわけでなく、細密画は「描く部分」が非常に多い。

ゆえに、描き終わるのに数十時間かかったとしても駄作として終わるなんてこともよくある話だ。

細密画、ペン画で有名な絵描きがあまりいないのもそのへんに理由があるのかもしれない。

とにかく描くのが大変なのだ。


だが、いいところもある。
初心者に優しい。


・・・


細密画はとにかく細かく描けばそれっぽくなる絵だ、

つまり、「誰でもそれっぽく描けるジャンル」でもある。
ただまあ、だからこそ目の肥えた人が見るとその雑さが目立つ。

大変だからいい絵というわけでは決してない。

だからこそ、練習は狂気そのものだ。


時間だけがとにかく過ぎていく。
いくら描いても成長しない。
成長している気分にすらならない。ただただ大変でつらい。


だが、それを乗り越えることができれば、あとは描き続けるのみだ。

トライバルとは何か。-What is Tribal?-

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トライバルニワトリ

 

どうも、トライバルデザイナーのGAIです。


ここでトライバルとは何か、というのをざっくりとお話します。

 

トライバルとは、ひらたく言えば「部族、民族」という意味です。

別にデザインに限った話ではなく、トライバルミュージックと言えば民族音楽、トライバルダンスなら民族舞踊、トライバル筋トレなら民族筋トレです。

なんだ民族筋トレって。

 

僕が描いているのはもちろんトライバルデザインですから、民族模様です。

この民族模様が使われる場所は洋服だったりアクセサリーだったりしますが、やはり最もメジャーなのはタトゥーです。

タトゥーを入れている人からすれば、トライバルというジャンルはとてもメジャーだと思います。  

もともとトライバルというのは数千年以上昔の古代の時代から伝わる伝統的な部族模様です。
一般的には東南アジア、ポリネシア、南米先住民、マオリサモアラオス、台湾、様々な部族で伝わる模様のことですが、意味合い的には日本の琉球アイヌも含まれます。
特定の意味を示す言葉というよりも、かなり広義的な意味を持つ単語として「トライバル」が使われてます。  

 

これだけたくさんの部族模様を一括して単語にしているわけですから、もちろんその模様も多岐に渡ります。
大体は「サモアトライバル」とか「ポリネシアトライバル」とか「アステカトライバル」など、部族を一緒に組み合わせて呼びます。
部族によってデザインは流線的であったり、カラフルであったり、シンプルであったり複雑であったり。
モチーフにしても、太陽や月、龍、狼、ハート、蛇、鳳凰に虎に花なんかも、とにかく多岐に渡ります。
とにかく「トライバルとはこういうもの」というはっきりとした説明はもはや不可能です。
なので、ざっくりとこういうものが多いという説明になります。  

 

しかし、世の中は不思議なもので、伝統的な模様をベースに、オリジナルで新しいトライバルを生み出す人もいます。
ニューエイジってやつで、これはどこの部族とも違う「現代のトライバル」です。
そして、僕の描くトライバルもこれにあたります。
言うなれば「GAIトライバル」
GAI部族の模様です。    

 

ようするに、トライバルというものは、あくまで概念的なものであって、具体的にこれがトライバルというものは無いのです。
トライバルデザイナーによってこだわりも、構造も、込める意味も違います。  

 

モチーフとしてもよく使われるものは定番として存在はします。
部族として信仰している生き物は当然として、タトゥーとしては星座や神話の神様。
錬金術になぞらえてウロボロスなんかも。
花や空想上の生き物もモチーフとしてはかなりメジャーです。
それらは一般的なものなのでトライバルの資料なんかを購入したり、ネットで検索すれば結構な量が出てきますが、逆にオリジナリティあふれるモチーフで描くことも可能です。

何度も言うように、トライバルというのは単なる概念、種類でしかありません
物体を模様として認識すればどんなものでもトライバルデザインとして作り上げることが可能というわけです。
これが長らくトライバルが愛されている理由でもあります。    

 

では、僕はなぜトライバルデザイナーになろうと思ったのか。
それは、単純にカッコいいと感じたからです。
物事を始める理由なんてそんなもんで良いと思います。
何か新しいジャンルを開拓したいと思いながら探していたら偶然見つけたのがトライバル。
世の中にはこんなにカッコいいものがあるのか、と感動したのを覚えています。
その日のうちに100円ショップで筆ペンを買ってきて、コピー用紙にたくさん描きまくりました。  

 

めちゃめちゃへたくそでしたが、それも立派なトライバルです。
なんと言ったって、「GAI部族」はそこから始まったのですから。  

 

トライバルの歴史というのは非常に長いです。
すでに失われた伝統模様も、数多いのだと思います。
しかし、その歴史や文化を紐解いていくのはとっても楽しいです。
図案一つにしてもものすごい深い意味があったり、逆になんの意味も無かったりします。
部族によっては、トライバルタトゥーは族長を表すものであったり、戦闘における戦士の証だったり、はたまたより複雑な模様のタトゥーが入っている女性が最も魅力的であったり。
全身だったり顔だけだったり。
それだけ重要で、大事なものだったのです。  

 

今はトライバルに限らずですが、タトゥーというものは、「なんだかイケナイ事」という印象がありますが、実のところ、王族がしていたり、とても崇高なものという価値観もありました。
日本でも入れ墨という文化がありますが、飛脚の裸体を隠すために服の代わりに入れ墨をしていた、という話もあります。  

 

タトゥーがイケナイ事、という文化は、奴隷に対して刻印を入れていたという一部の文化が流れ込んだからだと言われてもいます。
いやはや、現代はもっと自由に生きて行けるものであって欲しいですが、固定観念というのはそうそう変わるものでは無いですね。  

 

ちょっと話がそれましたが、トライバルというのはとっても伝統的で、生活の一部で、いろいろな意味を持っていて、オシャレでカッコいいものです。
是非、「Myトライバル」を作ってみてください。
そしたらGAIさんにも見せてくださいね。(巧かったら嫉妬で気が狂うかもしれません。)

 

 

トライバルデザイナー GAI

学生の時に知りたかった、絵で食っていくという意味

どうも、トライバルデザイナーのGAIです。
 
実は、トライバルデザイナーと同時に細密画家でもあります。
さらに、システムエンジニアでもあり、
プログラマーでもあります。
DJもやりますし、写真も撮ったりします。
ラジオパーソナリティもやりますし、小説を書いたりもします。
 
ありがたいことにいろんな業界に関わらせていただいていますが、
学生の時には想像もできなかった生き方をしています。
 
そもそも、絵を描いてお金をもらう、なんて考えもしませんでした。
 
というか将来のことなんて何一つ考えていませんでしたね。ははっ。
友達も少なく、おしゃべりも下手。多少絵が描けて、多少勉強ができて、本がそこそこ好きという、モテる要素皆無の僕には将来のことを考えることすら面倒で、なるようになるだろ、という感じでした。
 
実際、偶然早めに家にパソコンがあったので、みんなより少しだけパソコンが得意でした。
特に嫌いでもなかったし、便利だったので使っていたら、なるようになってエンジニアの会社に就職しました。
本当に何も考えず、まあそれが現実的だなーくらいに思ってました。
 
社会人になってある程度お金の自由が利き始め、クラブ通いした時に出会ったある社長さんが今の僕を作ったきっかけです。
 
 
 
 

●絵でお金をもらえるか?

 
いくら自分の絵に自信があっても、それでお金をもらえるか?と自問自答した時に、「絶対もらえる。」と断言できる人はプロになれる第一歩を踏み出しています。
当然、僕は「いや、無理」でした。
 
世の中に商売として出回っているイラストはどれも素敵で、きらびやかで、どうしようもないくらいうまいものばかり。
それに比べて自分の絵は・・・なんてしょっちゅう思ってました。
 
「こんな絵でお金がもらえるわけがない」
 
学生の頃はそういう前提で絵を描いてました。あくまで趣味。
 
 
 
 

●お金をもらった初仕事

 
そんな葛藤すら忘れたころ。
趣味で描いた絵をクラブで知り合った人に見せたら、仕事してみる?と言われました。
自分より若い経営者との出会い。
きくと、会社には入ったことが無いという。バイトすらしたことがない。
自分とは違う世界の人間だなあ、と思いつつ、最初はお試しで描くだけ描くね、ということで仕事を始めました。
 
といっても、事業開始するほどのものではなく、お小遣いのようなものでした。
 
最初の仕事は簡単なアイコンイラストの作成。依頼料は500円。
今では鼻で笑うような金額です。
しかし僕の「絵描きとしての仕事」はまぎれもなくそこから始まったのです。
 
 
 
 

●絵描きは何をして生きればいい

 
どうすれば食っていけるか。悩んでいる人はたくさんいます。
若い時に「絵で食っていきたい」なんて考えている人はなおさらです。
どうやっていけばわからない。
でも漠然と絵を描いていればなんとかなるのでは?と
現実逃避しつつ絵を描き続ける。
 
 
ハッキリ言います。
絵を描いているだけでお仕事がもらえることはまずありません。
絵描きが考えることは2つ。
 
「もっとうまくなること」
「どうすれば知ってもらえるか」
 
です。
注意することは
「お金を少しでも稼ぐ方法」
については、考えてはいけません。
 
正確にいうならば、
「小銭をいくら稼いでも何も変わらない」
です。
 
もちろん、無駄とはいいません。
Tシャツをつくって売ってみてもいいですし、個展を開いてみてもいいですし、イベントに参加してみてもいいです。
一度もやったことがなければむしろやるべきです。
その目的は「お金稼ぎ」ではなく「経験を得る」ことですから。
 
いいですか?
 
「もっとうまくなること」
「どうすれば知ってもらえるか」
 
です。
 
とにかく、この2つを意識することが大事です。
 
 
 
 

●技術は必須

 
今の世の中、「へたうま」なんていうジャンルが存在しますが、「へたうま」は「下手くそ」には描けません。
マネジメント次第で有名になれるよ!とか
売り方次第でなんでも売れるよ!とか
いろんなことを言って近づいてくる人はでてきますが、無視してください。
 
「技術」は「必須」です。
 
パッと絵を見たとき、下手くそな絵と超絶うまい絵のどっちに惹かれますか?
 
つまりはそういうことです。
「知ってもらうこと」にもつながってきますが
一目見て「他の絵も見たい」と思われなければいけません。
この人に絵を描いてもらいたい、この人の絵にならお金を払いたい、そうならなければいけないのです。
 
「技術」は「必須」です。
 
 
 
 

●知らなきゃ評価も無い

 
知らないものを知ってますか?
・・・すごい哲学的な問いかけになってしまった。
ようは、自分が知らないものに対しては、なんのアクションも取れないということです。
 
いくらうまい絵が描けたところで、見られてなければ何もおこりません。
批評も批判もなにもきません。
しかしあなたはこう思うのです。
 
「こんなに上手い絵が描けるのに、なぜ評価されないのだ」
「あいつの方が下手なのに、評価されてるのはなぜだ」
 
 
・・・
 
 
10人に1人がうまいと思う絵でも、5人しか認知されていなければ評価はありません。
しかし、100人に1人がうまいと思う絵でも1万人が知っていれば100人からの評価が得られます。
 
これが「知られていること」です。
 
絵で食っていくやりかたはいくつかありますが、最も大事なことは
「いかにして知ってもらえるか」
です。
 
SNSに投稿してますか?
ポートフォリオは常日頃から持ち歩いていますか?
絵を見せることを怖がっていませんか?
批判を恐れていませんか?
 
絵の上達と同様に、知ってもらうための努力もまた重要です。
 
 
 
 
 

●なんのために絵を描くか

 
さて、精神面のお話です。
昔の自分に特に言い聞かせたい内容です。
 
 
あなたは、なんのために、絵を描きますか?
 
 
何十時間もかけて、だれにも見てもらえないかもしれない。
絵で食っていきたいって言っても、許されないかもしれない。
こんな下手な絵なんて。
世の中のため?
自己表現のため?
現実逃避?
お金のため?
なんとなく?
 
 
 
僕はこの答を見つけるまでに、3年考えました。
これから変わるかもしれませんが、現段階においては断言できます。
 
なんのために描くのか。
これが定まっていないと、本当に向かう先を見失います。
 
まあ、何十回も見失うのが当たり前なんですけどね。
 
 
まだまだいろいろとぶち当たることはありますが、とりあえずこのへんで。
 
 
 
 
トライバルデザイナーGAI

【コツ】超絶かっこいいトライバルデザインの描き方

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トライバル クジラ
 

どうも、トライバルデザイナーのGAIです。

トライバル、かっこいいですよね?
中二病の方には特に刺さるデザインです。
僕にも刺さりすぎて自分で描くようになっちゃったくらいですからね。


3年ほど一心不乱に描きづ付けた結果、
なんとなく

「トライバルをかっこよく描くコツ」

のようなものがわかってきたので、それについて書きます。
太陽トライバルとか、月トライバルとか、狼とかドラゴンとか。
もうめちゃかっこいいですもんね。

錬金術要素とかはいっちゃった時にはもう、
ウロボロスみたいに自分の足にかみついて円状になっちゃいます。柔軟かよ。

 

 


●かっこいいトライバルを真似しろ

はい、もうこれが真理。
どう考えてもこれ以上のコツは無いと思います。


しかし、その
「かっこいいトライバル」
がわかんねえんだよ!

という声が聞こえて・・・あーあー、こーえーがーおーくーれーてー(ry
聴こえてくるので、GAIさんがおすすめするトライバルデザイナーを一挙公開します。

ちなみにGAIさんが勝手に崇めているトライバルデザイナーは
Turkeys Designのタキヒサさんです。
神かよってくらいかっこいいトライバルを描くお方なので、みやがれください。

え?

GAIさんのトライバルが好き???

マ?????

ほ、ほめたってなにもでないんだからね!!!!?


  Turkeys Design 

 


YAS


Yako


鵺右衛門


どうです?これがいい!ってのがありましたか?あったなら、真似して描いてみましょ。話はそこからです。
描いてみたけど、やべえ。だせえ。ナニコレ、本当に同じものを描いたのかよ??俺に才能なんてなかったんや・・・・ってなった人は次に進んでください。

 

 


● 線を綺麗に描け


デジタルはもちろん、アナログで描く時も絶対必須。
何はなくとも

「超絶綺麗に線を引け」

これが超大事。今までいろんなトライバルデザインを見てきたけれど、うまい人は必ずと言っていいほど「線が綺麗」


変な曲がり方をしていたり、ガタついていたり、先端が尖ってなかったりとかすると、もうダメ。

つらい。

意識するのはベジエ曲線

ベジエが最強だから、ベジエマスターしよう。
デジタルは当然、アナログでもベジエを意識して描けばきれいな曲線になる。


線に妥協しないこと。
トライバルというのは本来タトゥーとして体にいれるもの。
修正のきかない一発勝負。
そんなものがガタついていたら最悪です。
初心者だろうが上級者だろうが、線を綺麗に描け。
これだけで数段パワーアップできます。

 

 


●法則を決めろ

不規則なトライバルの描き方はまた違いますが、
伝統的なトライバルというのは大体が一定の法則性、規則性をもって描かれています。

トライバルデザインの意味は民族模様。

模様とは規則性をもったものが大半です。
先ほどあげたおすすめのデザイナーのトライバルをみてください。

それぞれ、独自のルールのもとにトライバルを描いているのが見て取れますね。

最初は難しいと思いますし、僕も最初がめちゃくちゃに描いてました。
そしてめちゃくちゃなものが出来上がっていました。


「これがアートなんだよ!!!」


と独自路線に行きたい気持ちも理解できますが、
今話しているのは「デザイン」であって「アート」ではありません。


「トライバルアート」を描きたい人はどうぞご自由に
自分の脳内をぶちまけてくださいませ。誰も止めません。
その結果素晴らしいものもできる可能性だってありますからね。

でも今は「デザイン」のお話です。


一定のリズム、一定の隙間、反復模様、そういったものを意識してみましょ。

 

 


●まとまりをもたせろ

ざっくばらんにあえてぐちゃっとした
まとまりのない模様を描きたいときもありますが、それはおいておくとして。


何か描きたいという時は、大体テーマがあると思います。
太陽なのか、フクロウなのか、蛇なのか、熊なのか、竜なのか、女の子なのか、JKなのか、童女なのか、お姉さんなのか。
そういうテーマを描くときは、まずトライバルではなく、普通に描けるかどうかを考えてみましょう。


何を勘違いしているのかわかりませんが、

「トライバルってなんだかよくわからない模様じゃろ?絵を描かない俺にも描けそうじゃな!」

とかいう勘違いお天気脳みそ様がたまにいらっしゃるので断言しますが、


「普通の絵描けない人がかっちょいいトライバルかけるわけないじゃろ!」


というか、普通の絵より難しいわ!マジで!!細密画描くよりトライバル描く方がよっぽど脳みそ使います。


抽象的なものでバランスを取りつつ、デザインとして仕上げつつ、モチーフが見て取れるってどんだけ詰め込んでるんだって話だよ。
最近のアニメヒロインだってこんなに属性もってないよ。
エロゲではけっこう持ってる。(ニッコリ


トライバルは決してテキトーに線を引いているわけではなく、

「そこに線がある理由」

がきちんと存在しています。
そこにないとダメだし、そこじゃないとダメなんです。

かっこいいトライバルデザインというのは偶然完成するものではなく、「かっこよく描いている」からかっこいい。

自分で描くときも、「なぜここに線を引くのか」を考えながら描いてみてください。

2年くらい考えれば理由が見えてくる、気がします。気がするだけ。

 

 



●ちゃんと塗れ

トライバルを黒一色で描く前提で言う。ちゃんと塗れ。


いいか?


ち ゃ ん と 塗 れ。


ムラがあると超絶かっこわるい。

ちょっとでもムラがあるな、と思ったら塗れ。

ちゃんと均一に塗れ。

横着してミリペンでガシガシやるな。

筆ペンか絵具でちゃんとベタを塗れ。


ち  ゃ  ん  と  塗  れ。

 

 


●道具にこだわれ

元も子も無いといえばそうなのですが。

「GAIさん筆を選ばず」、なんて言葉もありますが(無い)

選ばなくても描けるとはいえ、
選んだ方がいいものが描けるのは至極当然のことです。


 弘法さんだって「選べるなら選ぶわタコすけ」とか文句言っていたに違いありません。
特にアナログで描く人はきちんといい道具で描いた方がいいです。


理由は以下のとおり。


・細い線が描けない

・綺麗に黒が塗れない


以上。

 


そして、この理由を解消するために必要な道具はこちら。


・超細目の水彩紙

利点:インクがにじまない。粗目だと線がガタつくので、一番細目がいい。インクがにじむと本当につらい。
欠点:値段がクソ高い。 

ウィンザー&ニュートン コットマン スケッチブック 細目 F4 243x334mm (18枚)


・0.03mmのミリペン

利点:ミリペンで描くなら必須。現状最も細いペン先。メーカーはどこでもいいが、呉竹のMANGAKAはペン先がつぶれにくい。
欠点:黒の発色が悪い。ちょっとグレーがかる。あと、すぐに使えなくなる。

呉竹 ZIG Cartoonist MANGAKA BLACK8V CNM/8VBK


ぺんてる極細筆ペン(顔料)

利点:筆ペン絵描き御用達の神具。これがないと何も始まらない。
   ゴッドオブ筆ペン。ちなみに染料は水で溶けるから必ず顔料インク。
   慣れればこれ一本でなんでも描ける。
   強弱もつけられるので、曲線系のトライバル模様が自在に描ける。
   ミリペンよりも細い線が描ける唯一の道具。
   ヴァルキリープロファイルオーディンに献上したら
   飛んで喜ぶくらいの究極神具。
   ベタ用に「細」「中字」もあるとなおよし。黒の発色も最高。っょぃ。
欠点:インクの出し方にコツが必要。
   軸を押してインクを出すタイプなので、
   押しすぎるとインクが出すぎてつらい。
   押さないとインクがかすれてくるのでこれもつらい。慣れよう。 

ぺんてる 筆ペン ぺんてる筆 XFP5F 極細 黒


丸ペン+ドクターマーチンインク

利点:筆ペンに頼らずとも、線に強弱がつけられる。
   細かく直線的でやわらかい表現ができるので、慣れるとつよい。
   当然ながら発色もよい。
欠点:水彩紙だと紙が削れる。ごりごり削れる。
   ケント紙でもいいかもしれないが、インクが乾きづらいため、
   こすってしまうとつらい思いをする。あとめっちゃ慣れが必要。
   最初はストレスになる可能性が高いが、慣れると最高。





●おわりに

トライバルデザインは荒く描くという選択肢は無い。
全て繊細に緻密に丁寧に描くこと。
デジタルで描くならなおさら手抜きは許されない。


きびしい?何を言っているのかね?

 


ここで書いた内容は

「超絶かっこいいトライバルデザインの描き方」だ。


つまりは、そういうことだから、

 

 

 

 

 



ち  ゃ  ん  と  塗  れ


 

 

 



おわり




 

 

「宇宙空間で銃弾に撃たれて繊維状に分解したキャベツ」を描きました。

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宇宙空間で銃弾に撃たれて繊維状に分解したキャベツ

 

どうも、トライバルデザイナーのGAIです。
1月9日くらいからやっている渋谷のbojiギャラリー「cabbage展」に出展しました。

本当にノリと勢いとキャベツだけで出たので、普段描いているトライバルやら細密画やらではなく、久しぶりにカラーイラストを描きました。

いやあ、本当に久しぶりだ。

このために世界堂にいって黒いイラストボードとキャベツ用のアクリル絵の具を4本、ついでに新しい筆まで買っちゃう始末。どんだけ気合い入ってるんだよ!

 

さて、キャベツを描くにあたって、どんなテーマがいいかなと考えて出てきたのがこの
「宇宙空間で銃弾に撃たれて繊維状に分解したキャベツ」
だったわけですが、今考えても気が狂ってるとしか思えないテーマですね。

「なんで?」というツッコミをしていったら日が暮れてしまいそうです。

理由?

理由ですか。

ううん。

 

あの、銃弾に撃たれた瞬間の野菜とか物体とかをスローモーションで撮影した動画ってあるじゃないですか。

え?知らない?

これです。


Slow Motion Overload

 

これを見ていて、ああ〜キャベツが爆散した瞬間を絵に描きてえ〜って思ったわけです。当然の帰結ですね。

こんな動画を見てしまった暁には、誰しもその結論至るのが至極当然というものですしね。

 

そういうわけで弾丸で爆散したキャベツを描く事になったのですが、自分はトライバルデザイナー。なんかそういう、トライバルっぽい何かが無いと落ち着かない。

そうだ!繊維状に分解しちゃえばそれっぽくなるやんけ!!

そして黒いイラストボードに描くんやから宇宙空間にしたろ!!!!

 

 

ということでこの絵が完成したわけですね。

いやあ素晴らしい。我ながらこの発想力に脱帽ですわ(自画自賛

 

野菜をこういう視点で描くって面白いなあ。
次はどんな食べ物を爆散させようかな!!!!

あ、食べ物ではありませんが僕のスチームパンクイラスト動画も見てください!!!!!!

そしてチャンネル登録もしないと爆散させちゃうぞ☆

チャンネル登録はこちら↓

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【ペン画】ごちゃごちゃしたスチームパンク世界の描き方