トライバルデザイナー / 細密画家 GAIのブログ

トライバルデザイナー/細密画家 GAIのブログ。

トライバルデザイナーGAIのブログ

満足する絵を描きたい。

ええ、どうも。GAIです。

なんだかんだでこのnoteというツールをちょいちょい使っておりますが、ブログとそう大差無いのだろうな、と思いつつ流行りに乗っかっているチョロい僕です。

そんなチョロい僕ですが、どうにも絵というのはあまりチョロくは無いようでして、なかなか思い通りに行ってくれないものです。

「人生を賭しても満足する絵は終ぞ完成することは無い」なんて言葉も出てくるくらい、絵というのは終わりの無いものです。そこは僕も同意でして、いくら描いても、次の作品こそは自分の描ける最高のものをと意気込んで描いても、完成したらまだまだ満足とは程遠いものとなります。

一体なぜ、こんなにも道は険しいのかと本当に思う次第です。

そもそも、なんで頭の中に思い描いているハズの理想にたどり着けないのでしょうか。

理想は想像力

まあいろいろと、本当にいろいろと想像します。

なんでこうまでも想像通りに筆が運ばないのか。イメージ通りに絵が完成しないのか、と。

それは、一度も描いたことが無いからなのではないかと最近は思います。

時速60kmで走れる人間はおそらくいないと思いますが、その速さで走ることができるようになるという状態を理想としている場合、その速さで走ったことが無いのだから走れないのと同じです。自己ベストを大きく超える成果は根本的に出すことはできないのです。

故に、理想通りの結果など求めるべくものでは無いというのは重々承知しているのですが、やはり絵描きというのは自分の頭の中をいかに形にするかというのが大事なものですから、なんとかいろんな手段を使ってそこを補わなければなりません。

資料は大事

スランプに陥る絵描きがはまる罠の一つに、理想の絵が描けないのは自分が悪いのだと判断して、資料も見ずに枚数だけ重ねてしまうことがあります。

僕もよく陥ります。頭の中に理想はあるのですから。

しかし、理想はあくまで理想。頭の中というのはふんわりしているので、一度も描いたことが無いもの、強く記憶していないものについては曖昧なディテールしか認識できていません。

人間を覚える場合、いろんな角度からいろんなパーツを描きまくって練習しろと言われるのはそういうことなのです。

記憶にないものは描けないのです。

しかし、それを嘆いていても始まりません。そこを補ってくれるのが資料なのですから。知らないものはバンバン見て、バンバン、模写しましょう。

自分との闘いにプライドもクソもありません。役に立たないプライドなど窓から放り投げて、買っただけで禄に見ていない、埃をかぶった資料を引っ張り出して広げてみましょう。きっと、得られるものがたくさんあると思います。

理想を追い求める

本当にいつも思うのですが、人間というのは楽をするためにあらゆる努力をする生き物です。

細密画を描いていると「変態」「細密おじさん」「教えられても描きたくない絵」とかまあいろいろ言われますが、それでも僕は物事をサボることが多いです。

なんとか取り繕って早めに片づけるようにしてはいますが、内心思っていることは「面倒くさい、ああ面倒くさい、めんどくさい」だったりするのです。

絵に関しても、別に嫌々描いているわけではありませんし、手を抜くつもりがあるわけでもないのですが、本能というのは馬鹿にできません。

ちょっとでも気を抜くと、自分の思い描いていた理想というのが風に飛ばされてどっか遠くへ飛んでっちゃいます。そして飼っているフェレットに齧られ、ズタズタになってしまいます。それでは一向に理想の絵など完成しません。

お願いだから集中させて

頼むから。誰に言っているのかって?それはもちろん、サボりたがりな僕の脳みそです。

いつも楽しようとするので、理想を忘れて手癖に任せて描こうとします。

そうなったら最後、一気に完成度が低くなります。それはそうです。理想を追いかけずに、何も考えずに手を動かしているのですから。

これでうまい絵が描ける人は、何も考えずに描けるくらい、手になじんでいるからです。

残念ながら僕は考えずに上手い絵が描けるほど超絶神絵師ではありません。

そんな絵描きになれるのであれば今すぐなりたいところですが、世の中そんなにうまくできていません。努力あるのみです。

とにかく考えて、理想に少しでも近づくように描くことを習慣にしないと、上達など望めないでしょう。

いいものを描くのです。

いいものを、よりいいものを。

もうそれだけ。

ちょっとでも気になる部分があったらもう直さないと気が済まない。

完成した絵をまじまじと見つめ、あ、ここもっと良くなるなあと思っちゃったらそれはもう理想からは遠く離れたものになってしまう。

とにかく自分の理想と比べる。そしてさらにいいものを描く。

さて、いったいいつになったら理想が目の前に現れるのだろうか。

絵描きの永遠の課題は、伊達ではない。

トライバルデザイナー / 細密画家 GAI

twitter : https://twitter.com/kamibukuro18

HomePage : https://www.kamibukuro18.com