GAIさんのトライバルブログ

無駄なことを無断に追い求める無駄。

トライバルデザイナーGAIのブログ
無駄無駄無駄。

依頼時の金額

どうも、トライバルデザイナーのGaiです。 うれしいことにお仕事を知ってる人や知らない人からいただいております。 しかし全部が全部すんなり最後までいくわけでもなく。

緊張感があるのはやっぱり金銭面。

金額固定でまだやってるわけではないので、こちらも一応最初に提示します。 見積もりくださいと言われたのでこちらもまあなにもなければこれくらいかなと 金額を提示します。

個人的にはそこから譲歩だったり、交渉だったりが始まるものとして考えてるのですが

「その金額なら結構です」

みたいな返事が速攻でくるのは何故なのよ(・ω・)

断る前提で金額訊くなら、まず自分からいくらまでしか出せないのですがみたいな切り口でやってくれればこちらも対応できるのにね。

お互いにハッピーになれる仕事をしたいですね。

トライバルデザイナー Gai

模様って幅広い

どうも、トライバルデザイナーのGaiです。 いまさらながらにデザインの世界は奥が深すぎてまったく見えねえよコノヤローウ! なGaiさんです。

さて、そんなGaiさんがさらにトライバルデザインを進化させようと最近学んでいるのが世界の文様というやつで。

イスラムとかケルトとかアイヌとか天平だかなんだかまあいろいろと。 それぞれ特徴があるなあーとぼんやり眺めて時間を過ごす今日この頃です。

その中でも、やっぱりイスラム模様ってのは有名どころだし調べやすいからいろいろ調べているのだけど、なんつーの?モザイクとかアラベスクとか? なんかいろいろ種類があるけど、結局のところ3つくらいに大別されるようで。

幾何学模様 ・植物模様 ・文字

ってな感じで。

幾何学模様と植物はまあよく見るよね。 植物はともかく、幾何学模様は描くのむずかしそ・・・ いや、パターンさえ確立すればあとはパターンだから逆に楽なのか? 植物模様はトライバルでもよく描くからなんとなくわかるのだけど。

気になったのは「文字模様」。 文字。を模様に。

梵字みたいなもの?とか思って調べてると、思った以上に文字。というか文。 ただそれをいれるよりデザインとして昇華してるという感じ。 見るのは簡単だけど、作る方はどんだけ考えてるのかね。

このへんもトライバルに応用できそうだね。 トライバルでも植物はよく使うから、そのへんをうまく反復模様にして、服とかに使えれば。

逆に一点もののトライバルアートとしてはどういう感じに使えばいいかなあ。 幾何学模様を使いながら、別のものを形作る? トライバル・アラベスクとかトライバル・モザイク。 ・・・トライバルとモザイクって反発しそうだなあ。まあ、だからこその融合なのだけど。

知識も技術も経験も。 まだまだ磨き続けるGaiさんでした。

トライバルデザイナー  Gai

画材って大事

どうも、トライバルデザイナーのGaiです。 皆様、絵を描くときはどんな道具をつかっていますか? Gaiさんは油性マーカーや鉛筆、アクリル絵の具、筆ペンなどが多いですね。 たあ、ただの紙に描くだけなら単純に表現力の違いとかそのへんで収まることがほとんどなのですが。

たとえば、ステンレスに水性ペンで好きな子の名前を書いたところで、こすれば消えてしまいます。 そんなシチュエーションがあるかどうかは知りませんが、こういうときはマッ〇ーを取り出して描けば、そこそこ落ちづらい状態で文字が書けますね。

こんな感じで、何に絵を描くかでも画材は大きく変わってしまいます。

そのへんは画材研究な感じで、いろんな画材を買っては試し買っては試しを繰り返して、自分にあったものを見つけるものですが・・・

めんどくせえ!!! とマジで思っていたGaiさんはとりあえずアクリル使っておけば大丈夫だろうとかそんな感じで延々とやってきておりました(恥ずかしい) しかしアクリル絵の具にも大量に種類があるのを知り、もう調べるのも見るのもあきらめておりました(^q^)

しかしそんな中、いろんなものに描く機会が次々と。 手持ちの絵の具だけでは対応できずいろんな画材を購入。

それでも100%期待通りという絵の具はなかなか現れず・・・ ほんとに絵描きは金がかかるなーと実感。 CG絵描きでもいいのだけど、結局アナログ絵描きに戻ってきてしまった。 直接描くことがやっぱり好きなのよ・・・・そこはしょうがない。

いろんな画材があるなか、何を基準にして選んだかっていうと、完全に人づて。 おすすめされたやつとか、評判のやつとか、もうそういうのを手あたり次第。

Gaiさんはトライバルデザイナーなので、黒をよく使います。 というかほとんど黒しか使いません。 まずはいろんな種類の黒を買って、おためしおためし。

研究と名の付く行動は終わりがないのです。 まだまだGaiさんのお絵かき道は続く。

トライバルデザイナー Gai

Gaiさん、へナタトゥー出店したってよ

どうも、トライバルデザイナーのGaiです。 皆様、へナタトゥーってご存じですか? 僕は知ってます(当たり前)

簡単にいうと「2週間くらいもつボディペイント」です。

タイとかそのへんではよく路上でやられているようですよ。 Gaiさんもボディペイント需要にのっかってちょろちょろと活動していましたが、 満を持して初出店をしました!

表参道の少し奥の方。 人通りは少し少な目の場所だったので6,7人くらいやったかな?

へナタトゥーの練習だと思えば、割とよかった。

いろいろ勉強していったけども、とりあえずの課題が

・どんな場所でも安定して描けるように慣れる ・もっとデザインの種類を研究する

やっぱり右手を空中に浮かせて描くことが多い。 筆は力いらないから平気だけど、ヘナは常に握りながらやらないといけないから 手先がまだ震えることがある。 要練習かなあ。

あとはデザインの種類。 これはとにかくいろんな資料を引用するしか。 それっぽい雰囲気の模様は描けるようになってきたけど、まだまだ。

お客さんには満足してもらってるけどもっと上達したいなあ。 そのためには速度と精密さ! やはり練習あるのみ。うむ。

問題があるとすれば・・・・・

練習場所か・・・・・

自分だと限界があるのだよなあ 普段みられる場所には描けないから、実質足くらいしか描けない。

もっとモデルつかって練習しよう!

というわけでGaiさんの今後をお楽しみにね(?)

トライバルデザイナー Gai

なんだかんだ絵を25年以上描いてきて思ったこと

どうも、トライバルデザイナーのGaiです。 絵を描くことって楽しいですよね。 自分の頭の中を具現化できるし、どんな世界観も表現できる。 多くの時間を費やす人が多いのもうなづけます。

Gaiさんもその一人、とはいえプロの絵描きと比較されたらなかなかに厳しいものがあります。 好きなものを好き勝手描いてきた上に、絵の描き方を誰かから教わったわけでもないので 正直いって特化した人には手も足も及びません。 大体の人が求める絵を描いても自分らしさを出すのはすごく難しいことです。 日本文化に蔓延っている萌え絵を見ても明らかですね。もはや誰が描いたかまったくと言っていいほどわかりません。

いや、もちろん好きですよ? かわいいしかっこいいしたまらない。

しかし、自分が描くべきものははたしてそれなのか。 自分にしか描けない、世界観のようなものがあるのではないか。 そんなことを思ってか思わないでか、ネットで見つけたかっこいいデザインを参考に描き始めたのがトライバル。

まさかこんなにはまるとは思わなかったけども。 絵を描くことをやめることなく続けて25年以上。そこで見つけたのがトライバルというわけです。

ここで思うことは、なぜに25年もダラダラと絵を描き続けてるのか。

好きは好き。 だけど毎日ひっきりなしに絵を描いてるわけでもない。 それでも描き始めると集中していくらでも描いちゃう。

超大好きというよりは、飽きる気配が無いという感じ。 描けば描くほど、見れば見るほど描きたいものがたくさんでてくる。 そのために資料を買い、学習し、自分の絵に反映させる。 なんかその終わりのない無限ループ感が絵を続かせてるのかと思う。

絵を描く目的も関係あるのかなと思う。 商売したいのか、評価してほしいのか、人の助けになりたいのか。 いろいろと理由はあるけれど、しっくりくるのはやっぱりこれかな。

描きたいから描く。

結局のところ、絵を描くという行為そのものが好きなんだなって。 自分の手で0から形を作る行為が好き。

友達がどこか旅行に行ってるときも、遊んでるときも、なんなら勉強してるときも 絵を描いたり楽器をやったりダンスをしたり。

仕事で絵を描き始めても、感じることは同じ。 自分のセンスを信じて、描き続ける。

もっと技術を磨きたい。いろんなことにチャレンジしたい。

物心つく前から続いてることって、今更ながらすげーんだなって自分で思う。 別にうまくなくてもいいし、プロじゃなくてもいい。 だた、なんとなく、ずーっとやってる。 誰かに認めてもらうために描くなんてそもそも邪道。 自分の、思うままに。

アートは求道なんだよ。 だから完成しないんだ。もっともっと上がある。だからずっとやれる。

なんてことを思ってる今日この頃。

アウトプットは大事ね。 さーて、トライバル描こう(^ω^)

トライバルデザイナー Gai

トライバルを描くときに考えていること

どうも、トライバルデザイナーのGaiです。 トライバル、楽しいですよね(?) うねうねしたりシャキーンてしたりくるくるくるーってしたり、とっても自由。

家で描いたりライブペイントで描いたりきままにトライバってるGaiさんですが、 やはり人に見られる度に訊かれる事が

「何をイメージしてるの?」

というご質問。 もちろん、Gaiさんも人間(たぶん)ですからいろいろと考えて描くこともよくあります。 過去に描いた中でも「烏賊」だったり「髑」だったり「海老」だったりモチーフがあるものもあります。

しかし、困ったことに大半の製作物にはモチーフがありません。なんてこった。 質問されても逆に困ってしまいます。

「なんか、音楽を聴いてるとイメージが・・・こう・・・うにゃーって」

抽象画を描く人は世の中にたくさんいるのだけど、もはや抽象すらしてない。 気の向くままセンスの向くまま。 こうしたらかっこいいんじゃね?とかこう描いたらしっくりくるな!とかそういうことばっかり考えております。

しかしそもそもトライバルは意味があってナンボのもの。 さすがに何もイメージがないってのはよろしくないものなのか。

いや、もしかしたらそこになにか突破口のようなものがあるのかもしれない。 しかし友人に聴いたら「イメージしなくてもそれだけのものがアウトプットできるのは才能」とまで言われてしまった。

アートに正解はない。 イメージするにしろしないにしろ、とにかくいろんなものを描きまくって一人でも多くの人に 「めっちゃかっこええやんそれ」 って言われるように頑張ろう。

トライバルデザイナー Gai

トライバルアート「密」完成〜

密

どうも、トライバルデザイナーのGaiです。 割と長期間かけて描いてた作品が完成しました。 竜が生まれてくる感じを描こうと思っていましたがなんだかわけのわからん感じに(いつもどおり)

相変わらずのタイトル後付けで迷いましたが、一番しっくりきた「密」にしましたよ。 最近またぼちぼち制作活動を続けておりますが、もっとトライバルデザインの技術を高めたい、向上したいとさらに感じるようになりました。 トライバルはかなり自由なものなので、何がうまくて下手なのかとかそういう区別はつけづらいですが、それでも!なにか惹きつけるものがもっとほしい。

モチーフ無く描くことがほとんどですが、たまには集中してモチーフに取り組んでもいいかもしれない。 とにかくいろんなものを描いて、スランプに陥るくらい描こう。 そんなことを考えてるGaiさんでした。

それでは。

 

【レビュー】ダイバーシティVRZONE体験で思ったこと

どうも、トライバルデザイナーのGaiです。 お台場ダイバーシティ東京で現在実施中の「VRZONE」に行ってきました。 最近各所で評判のVR、仮想現実ってやつ。 一度も触れたことがなくどんなもんやろう?と思ったので予約して行ってみました。

いろんなとこですげーだのやばいだの帰ってこれないだの言ってるんですが、まあそんなこといっても所詮バーチャルなのでしょ?

こんな頭の固いおっさんみたいな思考だったので、ものは試しと行ってみたわけで す。

 

「VRZONE」 さあ、取り乱せ。 がキャッチコピーのVR体験イベント。 予約必須なのですが、連日すぐに埋まるほどの人気。リピーターもいるようだ。 ここでは6種類の体験ができる。 体験時間は90分で、長いように感じるけど意外と待ち時間があるので全部やるのは難しい。 Gaiさんはなんとか5種類体験できた。 体験した順番にレビューしていく。

 

・スキーロデオ その名の通りスキーができる。ただし上級コース。 視界を覆うゴーグルは最初は重いかな?と感じたけど、慣れると気にならなくなる。 ヘッドホンもつけるとほんとに没入感がある。 一言で有り体に言うなら、「ゲームの中に入った」

上下左右どこを向いてもちゃんとその方向が見える。見えてるものはゲームなのに、ほんとに自分がそこにいるような感じ。

自分の姿を見ることはできないのでそこは少し残念ではある。

少し解説がヘッドホンから流れた後、スタート。 目の前に急な坂が現れた瞬間、リアルで背筋に冷や汗。 「あ、これはやばい」と感じてしまった。 ゲームの中だと頭で分かっているし、事故っても平気だとも分かってる。それでも感じる雪の息遣いだったり、足元の緊張感。 視界から得る情報の多さを肌で感じることができる。

リアルなスキーの感触か?と言われるとそこはまだまだかもしれない。風が出てきたりもするけども、やはりリアルかどうかと言われると違いはわかる。

「仮想現実」としてはまだまだかもしれないが、「ゲームの中にはいる」というレベルなら十分に再現できてるのではないかなと感じた。(その違いはなんなの?って思う人は是非体験してみてほしい)

プレイ自体はものの7分くらいだが、実質それ以上の密度に感じる。 ドキドキしながら体験を終えた。

 

・脱出病棟Ω ホラー。まじホラー。 多分、現在のVRはこういう方向が向いてるんじゃないかと思えた。 なぜかというと、「マジで叫んだ」からである。 襲われるし、いろいろ見えてるし、周りでいろいろ死んでるし。

これは車椅子に座ってレバーで進むという設定のゲーム。 しかし、この選択はかなり成功してる。 まず逃げられない。そして、懐中電灯で周りを照らしながら移動するのだが、これが逆に見えるものを制限してて怖い。 見たくないけど見たいという人間の真理を分かってるなと思いたくなる。

リアルのお化け屋敷と違う所は、本当に襲われるし、マジで殺しにかかってくる。なんともないとわかってても避けるし引くし叫ぶ。 今回の体験の中で一番没入感があった。 ちなみに選ぶルートで内容が変わる。 好きな人は何度もやるそう。Gaiさんはやりたくない(やりたくないとは言ってない)

2人でのプレイが必須だけど1人で行ってもマッチングしてくれるので平気。 Gaiさんも1人だったけどスタッフが一緒にやってくれた(笑 曰く、「何度やっても怖いもんは怖い」だそうです(^ω^)

一番濃くVRの可能性を感じることができました。 あとは、ほんとに歩き回ることができるようになったら面白いのかな。 広さが必要だし、機械壊れないようにするのが大変そうだけどね。

 

・アーガイルシフト 「アイネちゃんかわいい」

もうこれしか言うことがない。

・・・レビューします(^ω^)

男の子の憧れ、ロボットに乗って操作できるVR体験。 デザインもいいし、かっこいい。 そりゃあメカニックデザイン柳瀬敬之(『機動戦士ガンダム00』、『ゼノブレイドクロス』)だもの。かっこいい。 敵が次々と襲ってくる緊張感もある。 操作もわかりやすいし簡単。

しかし、男の子がロボットに求める所は微妙に違う気がする。 そう、「徹底的なリアル感」これだ。 操作は複雑でいいし(体験としては無理だが)敵も鬼畜。しかし、きちんと操作したい。オートパイロットでは男のロマンは再現できないのだ。

照準を合わせるのは向いた方向で、首を横に振ると敵のミサイルを回避できる。 あくまで体験向けに簡単にしたのかな、と思う事にした。 そういう意味では「ロボットに乗るゲーム」としては楽しかった。で済む話なのだが・・・

問題はそこではない。いや、この体験で味わうべきはそこではない。

そう、「アイネちゃん」である。

アイネちゃんは同じコクピットの横にちょこんと座っていろいろとガイドしてくれる、すこしドジっ子な女の子だ。

一つ言いたいことがある。

「近い!」

アイネちゃんは、ボディに密着したタイツ的スーツに身を包んでいる。 当然、オッパイも揺れる そんな女の子が、もう目の前にいるのだ。 しかも始まった瞬間から目の前10センチくらいに。

もういろんな意味でドキドキする。

ゲームが始まってもそれどころではない。 視線はずーっとアイネちゃん アイネちゃんの一挙手一投足を見ることが一番楽しい。 VRやべえと別の方向で感じることができた体験だった。 これを企画したバンダイナムコゲームスはわかってるとしか言えない。

アイネちゃんかわいいーーーーうわあああああひゃっほーーーーーう!!!!!

アイネちゃんprprprprprpr( ^q^ )

 

・リアルドライブ イニD。 これはVRとは少し違って、ゴーグルではなくドームスクリーンを使ってのカーゲーム。 正直、Gaiさんは走り屋ではないのでそんなに魅力を感じなかった。 ただ、カーゲームとしては面白いんじゃないかなと思った。 過去にない視界の広さは確かに面白い。 バックミラーもサイドミラーもあるし、ちゃんと映る。 まあ、戦場の絆のようなものなので、これはVRというより大がかりなゲームという感覚が強かった。

後味も、「ゲーセンでゲームをした後」のような感じ。 さすがにGを再現するのは無理なので、この辺がカーゲームの限界なんだろうか。

 

・高所恐怖SHOW おそらく一番話題になっているのがこれ。 簡単に言うと 「地上200mで板の先端にいる猫を助けて戻る」 これだけ。

そして、一番バカにされているのもこれじゃないだろうか。

言うても、落ちないってわかってるし、簡単やろ?

とか

走ってクリアするわ俺

とか

俺なんてバク中しちゃうね

とか言ってる人が多いはず。 ではGaiさんの一部始終をご説明しましょう。

スタッフ:それでは、専用の靴とグローブと命綱をつけますね。 Gai:いのちづな・・・? スタッフ:はい。命綱です。 Gai:いのちづな。

(装備を付け、ゴーグルとヘッドホンをつける)

スタッフ:それでは、後ろを向いてください。ここはエレベーターホールです。 Gai:めっちゃエレベーターホール。豪華なホテルみたい。 スタッフ:前に向き直してください。エレベーターが到着しました。 Gai:ついた。 スタッフ:エレベーターに乗ってください。上に向かいます。

(乗る時点で若干ふらつくGaiさん)

上にいく感覚。

スタッフ:到着しました。板を渡って猫を救出してください。 Gai:まじかよ。

風の音。 軋む板。 そして数m先ににゃんこ。

リアルで背筋がゾクゾクする。つばをのむ。 落ちても平気とわかってても、体が否定をする。 そりゃそうだ。 空中を歩けるなんて経験がないのだから、平気と判断できるわけがない。

最初の一歩が死ぬほど怖い。 しかし、目の前に映る景色の若干の稚拙さが平静を保たせる。 足には靴だけ映ってる。手にはグローブのみ見えてる。

数分後、無事に地上に戻り、親猫ににゃんこを返す。

すごく疲れた。

感想。 正直、完成度でいうとまだまだだとは感じた。 靴とグローブの同期ずれ、自分の体が見えない、景色のゲーム感。 これらがあるのでまだゲームとして楽しめる範囲だと思う。

しかし逆に言うと、これらが解決してしまったらどうなるのか。

完全なる没入。

景色は本物。 手も足も体でさえ自分のもの。

周りが床だとわかっていても普通に歩くことすらできなかった。 ずりずりと足をずらしながら少しずつ進むことしかできない。

あえて落ちるなんて選択肢を選ぶことすら拒否される。 おそらく落ちる瞬間に映像は消えるのだろうとは思うけど、これが消えることなく表示されていたら?

いろいろなことが頭をめぐる。

未完成だからこそ今後どうなるかを想像してしまう。 体験できるものの中で唯一「自分の体で前に進む」という経験は予想以上にVRの今後を考える内容だった。

スタッフ:わかってても、怖いでしょう? Gai:やばいです。

そして、体験を終えました。

 

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今回体験をした5種類。 どれも方向性があって面白かった。 体験していない最後の一つは山手線の車掌になれるというもの。 「超リアル電車でGO!だと言えばわかってもらえるのでは。 曰く、これ目当てでくる人はほとんどいないけど、やるとみんな高評価。 らしい。 次に来るかわからないけど、次に来たらやってみたい。

ちなみにタダで全部できるわけでなく有料なので注意 Gaiさんが今回体験した5種類は全部で3900円。 小銭も100円単位でチャージしなければならないので、4000円を最初にチャージするとよいと思う。 ただし返金できないので回り切れなくてもお金はもどってきません。 順番大事。 やりたい人は最初に「高所恐怖SHOW」をやっておいた方がいい。 混んでるから後で、なんて考えてると時間なくなる。

 

●今後のVRについて思ったこと 課題はある、でも惜しい。 ってところ。 正直、「バーチャルリアリティ」としてはまだまだかなと感じた。 やりかたによっては楽しめるし怖いし足がすくむ。 SAOのような世界観を期待するのは高望みかもしれないけども、そこはあえて辛口でいきたい。

なんといっても仮想現実なのだ。仮想の現実 仮想であっても、現実でなければならない。 まだ五感のうち「視覚」と「聴覚」。ものによっては「触覚」。 しかも、本当にリアルと見まごうレベルはまだ「聴覚」だけ。 嗅覚がはいってくるとマジでやばい気もする。(血の匂いとか草の匂いとか)

あとは寒さとか風とか痛覚とか。とにかく感じるものが多いほど没入感が半端じゃなくなる。 どこまで求めるかにもよるのだけど。

今回のVR体験でいろいろと時代の先端を感じることができた。 本当に脳に電極ぶっさして帰ってこないレベルのものができたら、やる人はでてくるのだろうか。 マトリックスの世界。

若干の恐怖を覚えながらも、最新の技術の発展に期待するGaiさんでした。

体験は10月までできます。 予約必須なので、体験してみたいという人は早めに予約しましょう。 VR ZONE Project i Can

そして最後に一つだけ。

_人人人人人人人人人人人人人人_ > アイネちゃんかわいい!! <  ̄YYYYYYYYYYYYY

 

おわり