GAIさんのトライバルブログ

無駄なことを無断に追い求める無駄。

トライバルデザイナーGAIのブログ
無駄無駄無駄。

滅びた文明の古代都市遺跡を描きました。

細密画ペン画都市

滅びた文明の古代都市遺跡を描きました。

 

どうも、トライバルデザイナー兼細密画家のGAIです。

古代都市っていいですよね。

なんというか、中二病感がありますよね。

 

というわけで細密画・ペン画で古代都市を描きました。

サイズはA4で、かかった時間は忘れました()

 

いつも訊かれるのだけど、かかった時間ってみんな覚えてるの・・・?

なんとなく描き始めて、いつのまにか終わってるから時間とか見てないよ!!

でもたぶん20時間~30時間くらい。(幅10時間)

 

こういう古代都市の魅力って、やっぱり荘厳な感じとボロボロな感じが同居してるところだよね。

木とか巻き付いちゃって、いかにも崩れそうだけど、そこがまた見惚れるポイント。

ここに住んでた人の生活とか想像しちゃうし、なんなら魔法とか絶対使ってたよね。

偉大なる教祖様とかいたし、それに反発するクーデター組織とか絶対あった。

魔法が使える人間が一番偉いのだ!いやいや、人間はみな人間で上下などない!みたいな。

 

しかしそんないざこざなんて知ったこっちゃないとばかりに自然災害で壊滅。

ああ無常。

 

 

そんなストーリーなんかも想像しちゃうね。

 

GAIの世界観をもっと広げていきたい。

 

 

【コツ】超絶かっこいいトライバルデザインの描き方

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トライバル クジラ
 

どうも、トライバルデザイナーのGAIです。

トライバル、かっこいいですよね?
中二病の方には特に刺さるデザインです。
僕にも刺さりすぎて自分で描くようになっちゃったくらいですからね。


3年ほど一心不乱に描きづ付けた結果、
なんとなく

「トライバルをかっこよく描くコツ」

のようなものがわかってきたので、それについて書きます。
太陽トライバルとか、月トライバルとか、狼とかドラゴンとか。
もうめちゃかっこいいですもんね。

錬金術要素とかはいっちゃった時にはもう、
ウロボロスみたいに自分の足にかみついて円状になっちゃいます。柔軟かよ。

 

 


●かっこいいトライバルを真似しろ

はい、もうこれが真理。
どう考えてもこれ以上のコツは無いと思います。


しかし、その
「かっこいいトライバル」
がわかんねえんだよ!

という声が聞こえて・・・あーあー、こーえーがーおーくーれーてー(ry
聴こえてくるので、GAIさんがおすすめするトライバルデザイナーを一挙公開します。

ちなみにGAIさんが勝手に崇めているトライバルデザイナーは
Turkeys Designのタキヒサさんです。
神かよってくらいかっこいいトライバルを描くお方なので、みやがれください。

え?

GAIさんのトライバルが好き???

マ?????

ほ、ほめたってなにもでないんだからね!!!!?


  Turkeys Design 

 


YAS


Yako


鵺右衛門


どうです?これがいい!ってのがありましたか?あったなら、真似して描いてみましょ。話はそこからです。
描いてみたけど、やべえ。だせえ。ナニコレ、本当に同じものを描いたのかよ??俺に才能なんてなかったんや・・・・ってなった人は次に進んでください。

 

 


● 線を綺麗に描け


デジタルはもちろん、アナログで描く時も絶対必須。
何はなくとも

「超絶綺麗に線を引け」

これが超大事。今までいろんなトライバルデザインを見てきたけれど、うまい人は必ずと言っていいほど「線が綺麗」


変な曲がり方をしていたり、ガタついていたり、先端が尖ってなかったりとかすると、もうダメ。

つらい。

意識するのはベジエ曲線

ベジエが最強だから、ベジエマスターしよう。
デジタルは当然、アナログでもベジエを意識して描けばきれいな曲線になる。


線に妥協しないこと。
トライバルというのは本来タトゥーとして体にいれるもの。
修正のきかない一発勝負。
そんなものがガタついていたら最悪です。
初心者だろうが上級者だろうが、線を綺麗に描け。
これだけで数段パワーアップできます。

 

 


●法則を決めろ

不規則なトライバルの描き方はまた違いますが、
伝統的なトライバルというのは大体が一定の法則性、規則性をもって描かれています。

トライバルデザインの意味は民族模様。

模様とは規則性をもったものが大半です。
先ほどあげたおすすめのデザイナーのトライバルをみてください。

それぞれ、独自のルールのもとにトライバルを描いているのが見て取れますね。

最初は難しいと思いますし、僕も最初がめちゃくちゃに描いてました。
そしてめちゃくちゃなものが出来上がっていました。


「これがアートなんだよ!!!」


と独自路線に行きたい気持ちも理解できますが、
今話しているのは「デザイン」であって「アート」ではありません。


「トライバルアート」を描きたい人はどうぞご自由に
自分の脳内をぶちまけてくださいませ。誰も止めません。
その結果素晴らしいものもできる可能性だってありますからね。

でも今は「デザイン」のお話です。


一定のリズム、一定の隙間、反復模様、そういったものを意識してみましょ。

 

 


●まとまりをもたせろ

ざっくばらんにあえてぐちゃっとした
まとまりのない模様を描きたいときもありますが、それはおいておくとして。


何か描きたいという時は、大体テーマがあると思います。
太陽なのか、フクロウなのか、蛇なのか、熊なのか、竜なのか、女の子なのか、JKなのか、童女なのか、お姉さんなのか。
そういうテーマを描くときは、まずトライバルではなく、普通に描けるかどうかを考えてみましょう。


何を勘違いしているのかわかりませんが、

「トライバルってなんだかよくわからない模様じゃろ?絵を描かない俺にも描けそうじゃな!」

とかいう勘違いお天気脳みそ様がたまにいらっしゃるので断言しますが、


「普通の絵描けない人がかっちょいいトライバルかけるわけないじゃろ!」


というか、普通の絵より難しいわ!マジで!!細密画描くよりトライバル描く方がよっぽど脳みそ使います。


抽象的なものでバランスを取りつつ、デザインとして仕上げつつ、モチーフが見て取れるってどんだけ詰め込んでるんだって話だよ。
最近のアニメヒロインだってこんなに属性もってないよ。
エロゲではけっこう持ってる。(ニッコリ


トライバルは決してテキトーに線を引いているわけではなく、

「そこに線がある理由」

がきちんと存在しています。
そこにないとダメだし、そこじゃないとダメなんです。

かっこいいトライバルデザインというのは偶然完成するものではなく、「かっこよく描いている」からかっこいい。

自分で描くときも、「なぜここに線を引くのか」を考えながら描いてみてください。

2年くらい考えれば理由が見えてくる、気がします。気がするだけ。

 

 



●ちゃんと塗れ

トライバルを黒一色で描く前提で言う。ちゃんと塗れ。


いいか?


ち ゃ ん と 塗 れ。


ムラがあると超絶かっこわるい。

ちょっとでもムラがあるな、と思ったら塗れ。

ちゃんと均一に塗れ。

横着してミリペンでガシガシやるな。

筆ペンか絵具でちゃんとベタを塗れ。


ち  ゃ  ん  と  塗  れ。

 

 


●道具にこだわれ

元も子も無いといえばそうなのですが。

「GAIさん筆を選ばず」、なんて言葉もありますが(無い)

選ばなくても描けるとはいえ、
選んだ方がいいものが描けるのは至極当然のことです。


 弘法さんだって「選べるなら選ぶわタコすけ」とか文句言っていたに違いありません。
特にアナログで描く人はきちんといい道具で描いた方がいいです。


理由は以下のとおり。


・細い線が描けない

・綺麗に黒が塗れない


以上。

 


そして、この理由を解消するために必要な道具はこちら。


・超細目の水彩紙

利点:インクがにじまない。粗目だと線がガタつくので、一番細目がいい。インクがにじむと本当につらい。
欠点:値段がクソ高い。 

ウィンザー&ニュートン コットマン スケッチブック 細目 F4 243x334mm (18枚)


・0.03mmのミリペン

利点:ミリペンで描くなら必須。現状最も細いペン先。メーカーはどこでもいいが、呉竹のMANGAKAはペン先がつぶれにくい。
欠点:黒の発色が悪い。ちょっとグレーがかる。あと、すぐに使えなくなる。

呉竹 ZIG Cartoonist MANGAKA BLACK8V CNM/8VBK


ぺんてる極細筆ペン(顔料)

利点:筆ペン絵描き御用達の神具。これがないと何も始まらない。
   ゴッドオブ筆ペン。ちなみに染料は水で溶けるから必ず顔料インク。
   慣れればこれ一本でなんでも描ける。
   強弱もつけられるので、曲線系のトライバル模様が自在に描ける。
   ミリペンよりも細い線が描ける唯一の道具。
   ヴァルキリープロファイルオーディンに献上したら
   飛んで喜ぶくらいの究極神具。
   ベタ用に「細」「中字」もあるとなおよし。黒の発色も最高。っょぃ。
欠点:インクの出し方にコツが必要。
   軸を押してインクを出すタイプなので、
   押しすぎるとインクが出すぎてつらい。
   押さないとインクがかすれてくるのでこれもつらい。慣れよう。 

ぺんてる 筆ペン ぺんてる筆 XFP5F 極細 黒


丸ペン+ドクターマーチンインク

利点:筆ペンに頼らずとも、線に強弱がつけられる。
   細かく直線的でやわらかい表現ができるので、慣れるとつよい。
   当然ながら発色もよい。
欠点:水彩紙だと紙が削れる。ごりごり削れる。
   ケント紙でもいいかもしれないが、インクが乾きづらいため、
   こすってしまうとつらい思いをする。あとめっちゃ慣れが必要。
   最初はストレスになる可能性が高いが、慣れると最高。





●おわりに

トライバルデザインは荒く描くという選択肢は無い。
全て繊細に緻密に丁寧に描くこと。
デジタルで描くならなおさら手抜きは許されない。


きびしい?何を言っているのかね?

 


ここで書いた内容は

「超絶かっこいいトライバルデザインの描き方」だ。


つまりは、そういうことだから、

 

 

 

 

 



ち  ゃ  ん  と  塗  れ


 

 

 



おわり




 

 

「宇宙空間で銃弾に撃たれて繊維状に分解したキャベツ」を描きました。

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宇宙空間で銃弾に撃たれて繊維状に分解したキャベツ

 

どうも、トライバルデザイナーのGAIです。
1月9日くらいからやっている渋谷のbojiギャラリー「cabbage展」に出展しました。

本当にノリと勢いとキャベツだけで出たので、普段描いているトライバルやら細密画やらではなく、久しぶりにカラーイラストを描きました。

いやあ、本当に久しぶりだ。

このために世界堂にいって黒いイラストボードとキャベツ用のアクリル絵の具を4本、ついでに新しい筆まで買っちゃう始末。どんだけ気合い入ってるんだよ!

 

さて、キャベツを描くにあたって、どんなテーマがいいかなと考えて出てきたのがこの
「宇宙空間で銃弾に撃たれて繊維状に分解したキャベツ」
だったわけですが、今考えても気が狂ってるとしか思えないテーマですね。

「なんで?」というツッコミをしていったら日が暮れてしまいそうです。

理由?

理由ですか。

ううん。

 

あの、銃弾に撃たれた瞬間の野菜とか物体とかをスローモーションで撮影した動画ってあるじゃないですか。

え?知らない?

これです。


Slow Motion Overload

 

これを見ていて、ああ〜キャベツが爆散した瞬間を絵に描きてえ〜って思ったわけです。当然の帰結ですね。

こんな動画を見てしまった暁には、誰しもその結論至るのが至極当然というものですしね。

 

そういうわけで弾丸で爆散したキャベツを描く事になったのですが、自分はトライバルデザイナー。なんかそういう、トライバルっぽい何かが無いと落ち着かない。

そうだ!繊維状に分解しちゃえばそれっぽくなるやんけ!!

そして黒いイラストボードに描くんやから宇宙空間にしたろ!!!!

 

 

ということでこの絵が完成したわけですね。

いやあ素晴らしい。我ながらこの発想力に脱帽ですわ(自画自賛

 

野菜をこういう視点で描くって面白いなあ。
次はどんな食べ物を爆散させようかな!!!!

あ、食べ物ではありませんが僕のスチームパンクイラスト動画も見てください!!!!!!

そしてチャンネル登録もしないと爆散させちゃうぞ☆

チャンネル登録はこちら↓

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【ペン画】ごちゃごちゃしたスチームパンク世界の描き方

【講座】アナログ絵を描く時に使う道具【初心者】

どうも、トライバルデザイナーのGAIです。
 
皆さん、絵描いてますか?
GAIさんは相変わらずです。相変わらずフェレットのリアさんを可愛がってます(え
 
いやもうかわいくてかわいくて!
この世のものとは思えないくらいかわいい。
twitterに「これでもか!」というくらい写真をあげているので見てください。
 
さて、それはともかく。
何か皆様のお役にたてるようなことを書きたいなァと独り言ちていたところ、たまに質問がくる「どんな道具を使ってるんですか?」というものに対していろいろと書いていくことにしました。
とはいっても、別に珍しいものとか「全世界で3本しか作られていない伝説のコピック(3本集めると究極のブルーアイズホワイトコピックが召喚される)」とか使っているわけではないので、誰でもお小遣いで買える感じです。
正直なところ道具にこだわる前に絵の上達を考えろボケェ!とは思うのですが、他の人が使っている道具なら安心だな!という気持ちもわかるので、GAIさんが使っている道具を解説しながら気分で書いていこうと思います。
 
それでは今回もよろしくお願いします。
 
 
 
ぺんてる筆ペン 極細 顔料
 
 
 
はいこちらの商品!↑
これ、すんごくペン先が細いんデス!!
つまりですね!すんごく細い線が描けるわけですね!
でもですね!筆ペンなのでもちろん力加減が難しい!!!
 
そのへんを詳しく説明していきましょうね!!!!!
 
 
 
 
・・・
 
まず、ぺんてる筆ペンにしている理由ですが、単純に他の筆ペンより描き心地がタイプだったからです。
どれがどう、とかそういう具体的なことはあんまりわかりませんが、なんとなく呉竹よりぺんてるの方が自分的には描きやすかった、というだけです。
 
あ、あと選択肢がなかった気がする。
極細という、もうなんなんこれ?ってくらい細い先端をしている筆ペンがこれしかなかった。今はあるのかな?知らん(え
 
もちろん、描く場所によっては中字くらいの方がいい時もあります。
なので、GAIさんは極細と細字、中字の3本を使い分けてます。
 
筆ペンのいいところは、筆圧によって太さをコントロールできるところですね。
逆に、それが難しいところかもしれません。
通常にミリペンであれば筆圧を感じることは難しくありませんが、なんといっても筆ペンは圧力のフィードバックがほとんどない。
かなり熟練しないと、極細の威力は発揮できないでしょう。
しかし慣れるとこれがなかなか面白い。穏当にもう、クッソ細い線が描けるようになります。
ミリペンなんか置き去りにできるくらい細く線が描けます。
 
ただ、やはり筆は筆なので均一に長い線を描くのは圧倒的に不向きです。本来は力の強弱をつける道具ですし。
均一な線を描きたい場合はおとなしくミリペンを使いましょうね。
 
 
意外と知られていないのが「顔料」と「染料」の違い。
簡単に言うと顔料は水に溶けないインクで、染料は水に溶けるインク。
水彩やアクリルで着色する場合は必ず顔料インクで描きましょうね。じゃないと悲惨な感じになります(経験談
 
GAIさんが使っているのも基本的には顔料インクです。買うときに注意しましょう。
 
あと、筆ペンのいいところはカートリッジ式だということですね。
使い切ってもお安く補充できます。これはお得。いくらでもベタが塗れます。
 
 
 
デメリットとして一番大きいところは、インクの出る量をコントロールするのが非常に難しいということです。
細い線を描いているのにインクがドバドバでてきてしまうなんてこともあります。
そういうときはティッシュかなんかでペン先を拭き取り、インクの出る量を調整します。
描くために使うインクよりも拭くインクの量の方が多いなんて噂話もあります。(嘘
でも実際、インクが出すぎると紙がにじんだりもするので、適切なインクの量が出るタイミングで描きましょう。
なかなか癖が強い画材ではありますが、やはり強弱両方の線が描ける+ベタも塗れる筆ペンは慣れると使いやすい。
これ一本で大体なんとかなります。
持ってない人は1本だけでも買っておきましょう。
 
 
 
 
 
●ミリペン各種
ぶっちゃけメーカーはどこでもいいです。
好みです。メーカーによって若干ペン先が固かったり、逆に柔らかかったり、色合いがちょっと違ったり。
世界堂とかいけば大体そろってるので、試し書きして決めましょう。
 
GAIさんが使ってるペン、といっても結構気分で決めたりしますが、大体はピグマ、ネオピコラインあたりが多いです。
ステッドラーピグメントライナーもコピックマルチライナーも使いましたが、正直そんなに違わないです。
なんとなくその時安いものを買います。
 
どれか決めて!という他人依存な人には、ネオピコラインをお勧めしときます。
理由は、若干ペン先が固いので筆圧が強くてもつぶれにくいという利点があります。
ペン先柔らかい方が使いやすいって人もいると思いますが、GAIさんはペンを握っている指が凹むくらい握りしめるので、ペン先固い方が使いやすかったです。
 
ちなみにミリペンは大体が水に溶けないので後から水彩で着色可能です。
ただし鉛筆で下書きする派の人はちゃんと消しゴムかけるかフィキサチーフで固着させておかないと黒くなります。
ショックです。
 
トレス台を買うという高級志向のお方もいらっしゃると思いますが、GAIさんは「下書きをしない」という選択肢をとりました。
馬鹿ですね(ニッコリ
 
 
 
●紙
なんでもいいよ。わりとまじで。
普通のスケッチブックとか。
選ぶとしたら、筆ペンを使うなら吸水性のよい水彩紙(滲みを防ぐ)
ミリペンならスケブでよい。
 
水彩紙の選び方だけど、これも好みの面が強いのでGAIさんの選択基準を書いておく。
まず、凹凸が少ないこと。
凹凸が多いとキレイな曲線を描いたつもりでも細かく歪んで見えたりするし、美しくない。
もちろん吸水性はその方が高いんだけど、GAIさんはそれを犠牲にしても凹凸は少ないほうがいいと判断したよ。
 
ミリペンなんてなおさらなんでもいい。
強いて言うならある程度頑丈な紙の方がいいかな?
手汗とかでしわしわになっちゃうような紙は避けた方がいいと思う。
下書きする人は消しゴムに強い紙を選んだ方がいいかな。
イラストボード使うときは鉛筆の筆圧に注意ね。跡がついちゃうから。
 
 
 
 
とりあえずこんなもんかな?
 
 
なんかおもいついたらまた書きます。それでは。
 

 
--
トライバルデザイナー GAI
Tribal Designer GAI
 

細密画を描くにあたって



 
どうも、トライバルデザイナーのGAIです。
ちなみにこれはトライバルではありません。細密画です。
おいおい、ちゃんとやれよトライバルを~(自戒)
 
さて、今回は何度か書いてる気がしますが細密画についてです。
もういろんなことを書いてると何書いたか忘れちゃいますね☆
しらんしらん( ˘ω˘ )
 
最近嬉しいことにtwitterでの反響がそこそこ大きくなってきており、ちらほら1000オーバーのいいね数がつくようになってきました。
 
かたくなに流行りものに手を出さず、淡々と黙々とオリジナルや風景模写を続けてきましたが、ようやく1000の壁を越えました。うれしきかな。
 
 
そんなことより細密画について教えろ?しかたないな~
 
 
まず、上に張り付けた絵をみてください。
これ、A4サイズです。
 
 
GAIさん個人としてはまだまだ未熟な点が目立つ絵ではあるんですが、やはり細かい絵というのはそこそこ人を魅了するようで、ある程度の評価はいただきました。嬉しいことに。
しかし、もちろん最初からこんなに細かい絵が描けたかというともちろんそうではありません。
GAIさんがそんなことが簡単にできる当代随一の天才だったらよかったのですが、世の中はそううまくいくようにできてません。いたって普通の人物です。
ではこの絵が描けるようになるにはどうすればよいかというと、もちろん練習が必要です。
 
皆さんの嫌いなもの第2位の練習です。ちなみに1位は女の子に振られることです。とても嫌ですね。
 
 
さて、ではどんな練習をすればいいか。
それはもちろん、描くことです。
昔から絵の練習はとにかく描くことと相場が決まってます。
 
では題材は?
 
簡単です。細かい何かです。
誰かが描いた細かい絵でもいいですし、教会のステンドグラスでもモンサンミシェルでも、サンピエトロ寺院でも、アンコールワットでもいいです。
時に人工物というのは自然以上に細かい造形をしているものです。
とにかく、ごちゃごちゃしてて描くのなんてありえねえ!と本気で思えるものをいやいやながら模写しましょう。
1枚2枚じゃまだ変わりません。
5枚描くとなんでうまく描けないんだろうと思ってきます。
10枚描くと、質はともかく細かいものを描くのには慣れてきたとなります。
もっと描くと、徐々に自分の世界が見えてきます。
そう、ほんとに徐々に。微々たる変化。でもそれは確実に力になっています。
 
 
アドバイスをしましょう。
手を抜かないことです。
 
 
簡単なようで、意外とこれが難しい。
細かい絵だと、ちょっとくらいごまかしてもわからないよね・・・?ってう心の油断が生まれやすいです。
あなたが簡略化に手を出すなんて早すぎます。
簡略していいのはきちんと描けるようになってからです。
 
よく「短時間だったから~」とか「てきとー絵」とか「左手で描いた」とかそういう言い訳使ってへたくそな絵を上げる人がいます。
 
勘違いしないでほしいのが、この「下手糞」は自分に向けた言葉です。
手を抜いた絵を言い訳してアップすることが楽しいですかね?
ペンの握りすぎで指が凹み、手が震え、激しい運動をしたかのような疲労感を覚えたことはありますか?
本気で絵を描くというのは非常に体力を使います。
 
自分の絵は、自分がこれは上手い!と判断できてこそです。
他人の評価ももちろん大事ですが、結局のところ絵は自己満足。
周りの評価が高いと言って満足してしまっては本当にもったいない。
 
何度も何度も本気で描き切りましょう。
そして「やばい、これ以上のものは描けねえ」と思えた作品ができた時の達成感は半端ないです。
もっとも、その「半端ない絵」も次の日には「もっといけそう」という考えが浮かんでくるわけですが。
 
絵に終わりはないのです。
かの葛飾北斎も、死ぬまで満足する絵は描けなかったといいます。
 
 
頑張りましょう。
GAIさんは言われずとも描きますし、評価があがろうが批判を受けようが関係ありません。
絵を描くのは自分であって、他人ではないのですから。
他人の言葉などドブに捨てて、無我夢中で描きましょうね。
 
 
珍しくまともなことを書いた気がするので不真面目なことも言っておきましょう。
 
 
 
あー、JK20人とおしくらまんじゅうしたいんじゃー
 
 
 
それでは。
 
--
トライバルデザイナー GAI
Tribal Designer GAI
 

イメージを形にする



どうも、トライバルデザイナーのGAIです。
デザイナーといってもイラストも描きますし、アート活動っぽいこともしております。
 
なんか、久しぶりというと語弊があるような気がしますが​久しぶりのトライバル作品です。
 
ニワトリトライバル
 
もうもはやトライバルと言っていいのか難しい領域になってきましたが、もういいです。トライバルと言ったらトライバルなんです。
 
もうちょっと模様寄りなものも描けますが、どうもこういうものの方が描いてて楽しいようです。しょうがないね。
 
 
さてこのニワトリ。
自分の中では結構進化した作品になったなあと少しだけ思えるものになりました。
GAIさんが絵に求めるものは、やっぱり臨場感というか、リアリティというか、勢いというか、生きている感というか。
なんだかそういうやつです。
別に写真のよな絵を描いたらそうなるとも限らなくて、(そうなることもある)なんというか、エネルギーというか。
難しいところなんだけど、そういう「存在感」を求めてます。
 
こう言って「あーなんとなくわかる」人と「え?全然わからねえwwwうけるwwww」って人が出ると思いますが、これ以上の説明はGAIさんレベルだと出来ません。あしからず。
 
んで話を戻すと、このニワトリ。
今まで何度も描いてきたトライバルよりもなんとなく生きている感というか、そういうのがかなり感じられるようになってきたような気がします。
 
ぶっちゃけこの感覚は自分だけなのか他に人にも同じように感じられるのかがわからないため、GAIさんがイイ!と思う作品でもほかの人から見たらクッソすぎて草はえまくるwwwwwwっていう作品かもしれません。もちろんその逆もありえます。
 
どちらにしろ、結局アートとか芸術とか、そういうものって自己満足の世界なのでうまいも下手も自分の判断なところが強いんですが、GAIさんの考える「うまさ」というのはそういう部分にあります。
ただ細かいとか、ただキレイとか、そういうのではなく、生きているかどうかをどう表現しきれるかが課題です。
 
 
 
どこまで同意してくれる人がいるかはわかりませんが、絵への探求はまだまだ続くということですな。
 
 
 
 
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トライバルデザイナー GAI
Tribal Designer GAI
 

不規則を描くために

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どうも、トライバルデザイナーのGAIです。

 
初っ端からきもちわるい絵で申し訳ございません。
コンクール用に描いた絵です。(落選)
 
 
さて、今回のお話は「不規則」です。
 
世の中は規則的なものにあふれています。
人工的なものはほぼ規則的にできているといってもいいくらい、規則的です。
なんなら学校教育とかだって規則的ですね。
学校の廊下を自転車が疾走するなんて、GAIさんの学校だけで十分です(実話)
 
不規則とはなにかというと、言葉の上では不思議ですが「自然」なものと言えるでしょう。
例えば木、雲、煙、炎、稲妻、などです。
人工的に不規則を作り出すことも可能ですが、それも「自然現象」の一つです。
もちろん完全にランダムなものを作り出すことはできなくてもそれに近いものを作り出すことは可能なので、そのへんの細かいところはこの際割愛します。
 
 
絵を描くときに不規則なものを描くことはよくあるでしょう。
木や雲、水なんかは誰しも描いたことがあるでしょう。
はい、とっても難しいですよね。
自然を描いているはずなのに不自然になってしまう。
不規則的なものを描かなければいけないのに規則的に。
 
なんだか言葉遊びのようですが、事態は深刻です。
 
不規則に描くとは、「パターン化を避ける」ということでもあります。
今までのパターンとは違うパターンを続けていけば、それは不規則ということになります。
厳密にいうともうキリがないのでやめます。
 
例えば、
ABCDというパターンがあったとします。その次に
ACBDとします。そして
CDBA
DACB
 
 
このように続けていけば、ある程度「不規則」ということに近似できます。
 
つまり、ある一定の法則を組み替えていくことでそこそこ簡単に「不規則」を作り出すことができるわけです。
 
何も考えなければ不規則になるというのは難しいと思います。
なぜなら、人間は「何も考えない」ということが極めて難しい生き物だからです。
そして深層心理にウソをつくことも難しい。
つまり手癖がでてしまうということ。
 
それならば、いっそしっかりと「不規則」を考えて描くほうがよっぽど建設的といえます。
 
 
 
言葉の上で理解するのはなかなか難しいことだと思いますが、少しでもヒントになればよいかなと思い書きました。
 
そんな感じです。
それではまた。
 

トライバルデザイナー GAI
Tribal Designer GAI
 

GAIさんのトライバル講座 第2回

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どうも、トライバルデザイナーのGAIです。
 
さあまたGAIさんがトライバルについて好き勝手に書くコーナーです。(違う
 
もちろん今回もトライバル講座とは程遠い内容となっておりますのでよろしくお願いします。
 
 
今回はGAIさんがトライバルをなぜ描き始めたか、ということを書いていこうかなと思います。
そんなんどうでもいいよ!描き方を教えろバーロー!という人は名探偵コナンを全巻読破してからおいでください。
 
 
GAIさんがトライバルを描く切っ掛けとなるでき事は、そう、3年半ほど前になるだろうか。
 
Facebookでイラスト系のコミュニティを漁っているときに見かけた一つのトライバル。
そう、かの有名なトライバルデザイナー「Turkeys Design (@TurkeysDesign) 」との出会いだった。
 
 
いやもうかっこよくてね!!
もともと絵は好きだったのだけど、しばらく描いてなかったからたまには描くかという軽い気持ちでなんとなくトライバルを真似して描いてみたのです。
 
そしたらなんということでしょう!それっぽいものが最初から描けてしまった!!!
もちろん今から考えたら酷い出来ですが、当時にしたら革新的でしたよ。
自分はこんなかっこいい模様を今まで見逃してきていたのか!という感情の奔流。もうこうなったら描くしかない!とばかりに100円ショップにいって筆ペンを購入。
とにかくいろんなトライバルを描きました。
大量のコピー用紙を用意して、花でも動物でも感覚ても、いろんなものをトライバルで表現しました。
 
しかし、どうにもうまい方々のような作品にならない。
おかしい、こんなに描いているのになんでだ?と。
 
仕方がないので訊いてみることにしました。
 
当時GAIさんの目を惹きつけて離さなかったトライバル描きは2人いました。
一人は当然Turkeys Designことタキヒサさん。そして猫トライバルで有名な「Yako」さんです。
 
いやもうめっちゃカッコかわいいトライバルを描くお方。
そのお二方にアドバイスを求めまして。
そしたらYakoさんからはこんなありがたいお言葉をいただきました。
「たくさん描こう」
 
なるほどまだまだ全然描き足りないんだOK任せろうおおおおお!!!!!!!!
 
 
そして、Turkeys Design様からはこのようなお言葉を頂戴しました。
「もっとまとまりを持たせた方がいいかも」
 
まとまり・・・?まとまり・・・・・・?
そして気が付いたのです。
そう、ここがGAIさんのトライバルの分岐点。シュタインズ・ゲートはここにあった。
 
「まとまり」というものを意識し始めてから絵柄が激変。
その後はさらにいろんなトライバルを描いていく。
 
 
ライブペイントでパフォーマンスをしてみたりもする。
それでも自分の絵柄がついに変わらない位置まで来てしまい、第2スランプ。
 
どうしたらいいのだろうか・・・・
どうすればもっと上達するのだろうか・・・・・
 
 
そして出会う。ある画商と。
もっとうまくなるにはどうすればよいかと。
 
そして言われる。「1か月に100枚描いてみて」と。
 
 
 
 
 
 
描きましたよ。
 
 
 
 
 
 
そして、ついにたどり着く。今のトライバルの原型ともなる作品。
「トライバルジジイ」へと。
 
細密トライバル。
細密画とトライバルを組み合わせるという発想。
しかし技術はまだ伴っていない。だが!自分にはできるのだ!
 
 
 
そして今にいたるまで練習を積み重ねているということです。
 
 
 
GAIさんの絵描きの歴史はまだまだ続くのだ。
 
 
 
 
--
トライバルデザイナー GAI
Tribal Designer GAI
 

心臓描いたんだってばよ。

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どうも、トライバルデザイナーのGAIです。
はい、心臓です。ハート。
全く♡には見えないですが、ハートです。
 
心臓を描いてすでに5枚目だか6枚目だかですが、徐々に上達してきたような気がします。
もうちょっと生々しい感じと、血管の表現とかが上手くなればなあと思ってます。
 
骨とかもっと描きたい。
 
 
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トライバルデザイナー GAI
Tribal Designer GAI
 

GAIさんのトライバル講座 第1回


 
どうも、トライバルデザイナーのGAIです。
 
トライバルデザイナーって言ってるくらいなんだから、いい加減トライバルの解説をしろよ!という声が聞こえた気がしたのでまあそれっぽく書きます。
ちなみに第2回があるかどうかは不明です。
 
 
 

●そもそもトライバルって何よ?

トライバルとは民族、部族という意味です。
トライバルデザイン、トライバルアートと言えば、大体が民族模様のことを指します。
また、民族という意味なのでトライバルミュージックだったりトライバルダンスだったり、いろいろと派生形があります。専門的な用語に感じやすいですが、かなり広義なので「あ~民族っぽいんだろうな~」くらいの認識でよいと思います。
そして、世の中にはトライバルデザイナーは数多くいますが、全員が全員民族由来の伝統的な模様を描くかというとそうではありません。
自分オリジナルの模様だって、トライバルたりえるのです。
現在はそういったトライバルのような模様も総じてトライバルと呼び、ファッションの一ジャンルとして存在しています。
 
 

●GAIさんのトライバルについて

特殊です。
たぶんあんまり見たことが無い系のトライバルだと思います。
なんというか、細かい。
GAIさんも伝統的な模様というよりもオリジナル要素の強いトライバルです。
模様としてはイバン族という部族のタトゥーに近いらしいですが、わりと合ってます。
しかしイバン族は首狩り族ということなので、GAIさんも首狩り族かもしれません。
斬るぞー、斬っちゃうぞー、社員の首切りだぞー()
 
 
 
それはともかく。GAIさんの描くトライバルは不規則的にいろんな模様がごっちゃになって全体のバランスをとっている傾向があります。
それをいかにごちゃごちゃしているだけに見せないかが腕の見せ所ですね。
伊達に何年も描いてませんとも。
 
トライバルには不規則的なものと規則的なものがあります。GAIさんは主に不規則的なものが多いのですが、その特徴はどのようなものでしょうか・
 
 

●規則的、不規則的

まあそのままなんですけれど。
幾何学的な模様が規則的に並んで模様を形作っているのが規則的なトライバル模様。パターン模様ですね。
一般的にはトライバルというよりもアジアン模様とかイスラム模様とか言われることも多いです。アジアンショップとかにいくとよくみかける模様がありますね。あれです。
 
反面、不規則的な模様は炎だったり煙だったり雲だったり。
そういった規則的ではない模様です。缶コーヒーで有名なFIREのロゴとか、まさに不規則型トライバルですね。
 
普通の人が知らないだけでトライバル模様というのは世の中にたくさん使われています。
 
街に隠れているトライバルを見つけるのも面白いかもしれません。
 
 
今回はこんな感じです。
 
 
え?描き方とか教えてくれないのって?
 
講座とは言いましたけど、描き方とはいってないです(逃避)
 
 

 
 
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トライバルデザイナー GAI
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